産後コラム
【驚きの変化!】産後3ヶ月の尾骨痛が軽くなった!骨盤矯正で座れるようになった秘密とは…
投稿日:2025.10.29
はじめに
「産後、座るだけで尾骨が痛い」「授乳するたびに腰がつらい」
そんな声を耳にすることが増えています。
今回は、大府市在住の20代女性・佐藤さん(仮名)の実際のケースをご紹介します。
出産から3ヶ月が経っても尾骨痛が続き、整形外科では「異常なし」と言われたものの、日常生活や育児に支障をきたしていました。
出産を経た体は、骨盤だけでなく全身のバランスが大きく変化します。
だからこそ、「骨盤を整える」だけでなく、体幹や呼吸の連動を回復させることが大切です。
この記事では、産後の骨盤矯正でどのように尾骨痛が和らいでいったのかを詳しくお伝えします。
目次
1.出産後に続いた尾骨痛と腰の不調
2.レントゲンでは見つからない「尾骨前屈」という原因
3.骨盤矯正に欠かせない呼吸と筋肉の連動
4.肋骨・骨盤・姿勢を整える整体アプローチ
5.座るのが怖くなくなった!産後ママの変化
1.出産後に続いた尾骨痛と腰の不調
佐藤さん(仮名)は大府市にお住まいの20代女性。
初めての出産で、赤ちゃんがなかなか下りず、会陰切開を行いました。
妊娠中から腰痛が強く、特に妊娠7ヶ月頃には「起き上がるのも大変」なほど。
そして出産後すぐに、座ると尾骨に激痛が走るようになりました。
「授乳やおむつ替えのたびに尾骨が痛くて、立ったまま過ごしていました」
と語る佐藤さん。
さらに、
-
抱っこによる腰の痛み
-
産後の尿漏れ
-
授乳中(ほぼ完母)で生理未再開
など、典型的な産後の骨盤バランスの乱れが見られました。
整形外科で尾骨のレントゲンを撮っても「骨に異常なし」と言われ、途方に暮れていたタイミングで、わかば接骨院・整体院へLINE相談をいただきました。
2.レントゲンでは見つからない「尾骨前屈」という原因
初回の評価では、**尾骨が前方向に倒れる「前屈」**が確認されました。
この尾骨前屈があると、座った時に椅子からの圧力が尾骨に集中し、強い痛みを感じやすくなります。
尾骨痛(びこつつう)は、レントゲンでは映らない筋膜の癒着や骨盤底筋の緊張が関係していることが多いのです。
佐藤さんの体を詳しく見てみると、
-
尾骨周囲に強い圧痛
-
骨盤の後傾(猫背姿勢)
-
呼吸が浅く肋骨が開いたまま
-
腹直筋離開(約3cm)
という状態でした。
つまり、妊娠・出産を通して体幹の支えが弱まり、骨盤が安定していないことが痛みの根本原因でした。
加えて、肋骨が閉じず横隔膜や骨盤底筋が連動しないため、尾骨への負担が強くなっていたのです。
3. 骨盤矯正に欠かせない呼吸と筋肉の連動
初回の施術では、尾骨周囲の筋緊張をやさしく緩め、前に倒れた尾骨を正しい位置(後屈方向)に戻しました。
施術後には、
「座っても少し楽になった気がします」
と笑顔を見せてくれましたが、2〜3日後には再び痛みが戻ってきました。
再評価を行うと、尾骨の可動性は良くなっていましたが、その位置を支える筋肉が働いていないことが分かりました。
特に弱っていたのは、
-
内転筋(太ももの内側)
-
大腰筋(深層の姿勢筋)
この2つは、骨盤や尾骨を下から支える重要な筋肉です。
うまく働かないと、せっかく整えた骨盤の位置が保てません。
さらに、肋骨が開いたままだと呼吸のたびに骨盤が連動せず、体幹の安定が失われます。
そのため、骨盤矯正では「骨を動かす」だけでなく、呼吸・姿勢・筋力の連動を整えることが必要なのです。
4. 肋骨・骨盤・姿勢を整える整体アプローチ
2回目以降の施術では、より全身の連動を意識しました。
実際に行ったのは以下の通りです:
-
仙腸関節の可動性を調整
-
尾骨と骨盤底筋のバランスを整える
-
内転筋を活性化させる筋トレ
-
肋骨を閉じるための呼吸法の練習
また、猫背気味の姿勢も尾骨への負担を増やしていたため、胸椎の可動性を改善し、姿勢からもサポートしました。
3回目(初回から約3週間後)には、
尾骨の「ブチッ」という違和感が消え、痛みが軽減。
「座るときの恐怖感がなくなってきました」
と話されていました。
この頃から、育児の合間にもできるインナーユニットトレーニングをスタート。
赤ちゃんを抱きながらでもできる呼吸法を練習し、無理なく続けられるように工夫しました。
5. 座るのが怖くなくなった!産後ママの変化
初診から約2ヶ月(8回目の施術)を迎える頃には、尾骨痛はほとんど気にならない状態に。
さらに、肋骨が閉じてきたことでウエストラインに自然なくびれができ、
「履けなかったパンツが履けるようになった」
という嬉しい変化も見られました。
10回目(約3ヶ月後)では、
-
座って授乳ができる
-
抱っこしても腰がつらくない
-
姿勢が自然にまっすぐ保てる
と話され、明るい笑顔が印象的でした。
「以前は座るのが怖くて、立って授乳していたんです。
今はゆっくり座って赤ちゃんに向き合えるのが嬉しいです。」
産後の不調は、「骨盤の歪み」だけでは説明できません。
肋骨・横隔膜・骨盤底筋・姿勢など全身のつながりを整えることが、尾骨痛の軽減や体の安定につながります。
補足:整形外科や他の整体との違い
産後の尾骨痛でお悩みの方の中には、「病院と整体、どちらがいいの?」と迷う方も少なくありません。
そこで、**わかば接骨院・整体院(大府市)**と他の施術機関を5つの視点から比較しました。
| 項目 | 病院・整形外科 | 一般的な整体 | わかば接骨院・整体院 |
| 検査・評価方法 | レントゲンやMRIなどで骨の異常を確認。筋肉や姿勢までは評価されにくい。 | 目視や触診中心で、全身のつながりまでは見られにくい。 |
姿勢・筋膜・呼吸を総合的に評価。 産後特有の体の変化を丁寧に見極める。 |
| 施術内容 | 電気療法・湿布・薬などで一時的な痛みを軽減。 | マッサージ中心でリラクゼーション目的。 |
骨盤・肋骨・尾骨を含め全身調整。 呼吸・体幹の連動まで整える産後専門整体。 |
| 指導・アフターケア | 「安静に」と言われることが多く、自宅ケアは少ない。 | ストレッチ程度で終わることが多い。 | 呼吸法・姿勢改善・インナートレーニングを個別に指導し、育児中でも実践できる内容。 |
| 託児・環境面 | 託児サービスなし。 | ベビーベッドが置いてある程度で集中しづらい。 |
保育士在籍・無料託児付き。 キッズルーム完備で安心して施術に集中できる環境。 |
| 施術者の特徴 | 医師や看護師中心で、女性施術者は少ない。 | 男性施術者が多く、産後ケアに慣れていない場合も。 |
女性施術者多数在籍。 産後特有の悩みに寄り添い、安心して相談できる体制。 |
わかば接骨院・整体院では、「なぜ痛みが出ているのか」を一人ひとりの体から丁寧に探り、
産後の回復を支える骨盤矯正と体幹づくりを行っています。
まとめ
今回の佐藤さん(仮名)のケースでは、産後3ヶ月の尾骨痛があり、座ることすら難しい状況でした。
しかし、骨盤矯正と体幹エクササイズを続ける中で、少しずつ座れるようになり、育児も快適に過ごせるようになりました。
この経験から分かるのは、
「骨盤を整えるだけでは足りない」ということです。
肋骨・呼吸・筋肉の連動を取り戻すことで、尾骨への負担が減り、自然と体が安定していきます。
出産を頑張った体は、焦らずゆっくりと整えていくことが大切です。
もし同じように「座ると尾骨が痛い」「授乳がつらい」と感じている方がいれば、
一人で悩まず、ぜひご相談ください。
産後の尾骨痛・骨盤矯正なら
📍大府市共和駅前 徒歩1分|わかば接骨院・整体院
※執筆者:院長 須崎 章博
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【驚きの変化!】帝王切開後のぽっこりお腹と腰痛が楽に…!産後骨盤矯正で気づいた体の本当のつながり
投稿日:2025.10.22
はじめに
「産後4ヶ月たってもお腹がへこまない…」
「帝王切開の傷がピリピリして、抱っこするのがつらい…」
そんな悩みを抱えてご来院されたのが、東海市在住の30代女性・丸山さん(仮名)です。
丸山さんは初めての出産で帝王切開(縦切り)を経験されました。出産から4ヶ月が経っても、傷口のつっぱり感やぽっこりお腹、腰痛、そして尿漏れといった不調が続いていたそうです。
実はこうした症状は、帝王切開による筋力の低下や骨盤の不安定さ、さらに「腹直筋離開」などが関係していることが多くあります。
今回は、産後骨盤矯正を通じて体のつながりを取り戻していった丸山さんのケースをご紹介します。
目次
-
帝王切開後に起きやすい体の変化とは?
-
ぽっこりお腹・腰痛・尿漏れの意外な共通点
-
帝王切開の「傷跡ケア」と「肋骨矯正」で見えた変化
-
徐々に体が変わっていった12回の施術経過
-
同じ悩みを持つ産後ママへ伝えたいこと
1. 帝王切開後に起きやすい体の変化とは?
丸山さんは出産時、微弱陣痛が2日続いた後に赤ちゃんの心拍が低下し、緊急帝王切開になりました。
手術自体は無事に終わりましたが、産後4ヶ月経っても「お腹の違和感」「腰の重さ」「尿漏れ」が続いていました。
帝王切開では腹部の筋肉を切開するため、腹直筋(お腹の正面の筋肉)の機能が低下しやすくなります。
特に縦切りでは、腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)と呼ばれる、左右の腹筋が開いた状態が起こりやすいです。
腹直筋離開が起こると、お腹に力を入れても支えが効かず、
-
内臓が前方に押し出され「ぽっこりお腹」になりやすい
-
腰を支える力が弱まり「腰痛」を感じやすい
-
骨盤底筋の働きが低下し「尿漏れ」が起こりやすくなる
といった変化が連鎖的に起きてきます。
つまり、帝王切開による筋機能の低下が全身バランスに影響していたのです。
2. ぽっこりお腹・腰痛・尿漏れの意外な共通点
検査の結果、丸山さんには明らかな腹直筋離開が確認できました。
加えて以下のような状態がみられました。
-
肋骨が左右に大きく開いている
-
腹横筋(インナーマッスル)がほとんど働いていない
-
背中の筋肉(脊柱起立筋)が過緊張している
腹筋が使えない分、背中の筋肉が過剰に働いて体を支えようとするため、反り腰が強くなり、腰痛が出やすくなります。
さらに、腹圧を維持できないことで内臓が下がり、骨盤底筋への負担が増え、尿漏れにつながっていました。
一見別々に見える「ぽっこりお腹」「腰痛」「尿漏れ」ですが、実はすべて腹筋の機能低下と骨盤の不安定さという共通の原因から起きていたのです。
また、丸山さんは常に体が緊張しており、交感神経が優位な状態。これにより睡眠の浅さや便秘といった不調も併発していました。
3. 帝王切開の「傷跡ケア」と「肋骨矯正」で見えた変化
初回の施術では、まず「肋骨」と「背骨(脊柱)」の可動性を回復させることから始めました。
肋骨が広がったままだと呼吸が浅くなり、インナーマッスルが働きづらくなってしまうためです。
また、帝王切開の傷跡が硬くなっていると、その下にある筋膜や子宮の動きまで制限され、結果的に骨盤のバランスも乱れます。
そのため、丸山さんにはご自宅でできるセルフケアもお伝えしました。
〈ご自宅でのセルフケア3ステップ〉
-
傷跡の上から軽く触れるマッサージ
-
下腹部を温めながら深呼吸
-
肋骨を締めるような呼吸法を意識
帝王切開では、赤ちゃんが産道を通らないため、体が「出産モード」に切り替わりにくくなります。
妊娠中の「骨盤・肋骨を広げるモード」のまま体が緩みすぎていると、外側の筋肉が代償的に頑張り、痛みや違和感が出てしまいます。
この「緩みすぎ+緊張しすぎ」を整えるのが、産後骨盤矯正の重要な目的なのです。
4. 徐々に体が変わっていった12回の施術経過
丸山さんはセルフケアを続けながら、約3ヶ月間・全12回の施術に通われました。
その経過を簡単にまとめると以下のようになります。
1〜2回目:
肋骨と背骨の動きを出す矯正+呼吸の練習。
→ 「腰痛が少し減った」「呼吸が深くできる」との実感。
3〜5回目:腹横筋を使うトレーニングや骨盤の調整を追加。
→ 反り腰が軽減し、抱っこ時の痛みが緩和。
6〜8回目:
骨盤の安定性を高めるスタビライゼーショントレーニングを実施。
→ 下腹部のぽっこりが減少、尿漏れの頻度も減る。
9〜12回目:
EMS(電気刺激)で腹横筋を効率的に活性化。
→ 腹直筋離開がほぼ閉鎖、姿勢もまっすぐに。
12回終了時点では、
-
腹直筋離開は指1本分→ほぼ閉鎖
-
腰痛・尿漏れなし
-
下腹部の膨らみほぼ解消
となり、「お腹がへこんできて、抱っこしても腰がつらくないんです!」と笑顔で話してくださいました。
5. 同じ悩みを持つ産後ママへ伝えたいこと
帝王切開をされた方の多くが、「自然分娩じゃないから骨盤矯正は関係ない」と思われています。
しかし実際には、帝王切開の方こそインナーマッスルの再教育が重要です。
腹直筋離開や肋骨の広がりを放っておくと、
-
ぽっこりお腹
-
腰の痛み
-
尿漏れ
-
姿勢の乱れ
といった不調が長引いてしまうことがあります。
丸山さんのように、傷跡ケア+肋骨・骨盤のバランス調整+体幹トレーニングを丁寧に行うことで、体は自然と整っていきます。
さらに、妊娠前の体力が産後の回復スピードを左右することも忘れてはいけません。
「妊娠前に15分のジョギングができる体力」が理想的といわれるのは、回復力のベースが違うからです。
これから妊娠を考える方は、軽い運動やストレッチから始めておくと安心です。
わかば接骨院・整体院と他院との違い
| 比較項目 | わかば接骨院・整体院 | 一般的な整体院 |
| 施術内容 | 骨盤+肋骨+筋膜+姿勢をトータルケア | 骨盤やマッサージのみなど部分的 |
| 託児サービス | 保育士在籍の無料託児あり(キッズルーム完備) | 託児なし、または簡易ベビーベッドのみ |
| プライバシー | 完全個室で安心 | カーテン仕切りなど共有空間 |
| 施術者 | 女性スタッフ多数在籍 | 男性施術者中心 |
| 通院計画 | 週1回を目安に体の変化を追う | 明確な計画がなく継続が難しい |
まとめ
東海市在住の丸山さんは、帝王切開後に起こった腹直筋離開と肋骨の広がり、そして体幹の低下を、産後骨盤矯正を通して少しずつ整えていかれました。
産後の体は、出産を終えてからが本当のスタートです。
自分の体の声を聞きながら、焦らず丁寧にケアすることで、確実に変化は訪れます。
もしあなたが、
-
帝王切開後の傷の違和感
-
腰痛や尿漏れ
-
ぽっこりお腹
にお悩みでしたら、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。
産後骨盤矯正は、あなたの回復をやさしく後押ししてくれます。
大府市共和駅前 徒歩1分|わかば接骨院・整体院
※執筆者:院長 須崎 章博
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産後の腰痛とお腹の出っ張りがスッキリ!骨盤矯正で笑顔に
投稿日:2025.10.08
はじめに
「出産してからお腹が戻らない」「腰がずっと重い…」
そんな声をよく耳にします。
今回ご紹介するのは、大府市在住の30代女性・裏野さん(仮名)。
産後3ヶ月で「お腹の出っ張りと腰痛がつらい」と感じ、わかば接骨院・整体院にご来院されました。
もともとご家族が通院されており、その紹介がきっかけだったそうです。
育児と家事の両立に追われる中で、「抱っこするだけで腰がズキッと痛い」「お腹が全然戻らない」
という不安な気持ちを抱えてのご相談でした。
産後に起こっていた体の変化
裏野さんは2回目のご出産で、吸引分娩と会陰切開をされています。産後1週間ほどは陰部の痛みが強かったものの、時間とともに落ち着いたそうです。
しかしその裏で、体には“歪み”や“緩み”が確実に残っていました。
特に注目すべきは、妊娠中からお腹の出っ張りが強かったという点。
これは「腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)」と呼ばれる状態で、妊娠中に腹筋が左右に引き伸ばされ、産後も元に戻りにくくなることがあります。
腹直筋が働かないと、骨盤や腰を支える力が弱まり、腰痛や股関節痛、姿勢の崩れに繋がります。
実際に裏野さんも、産後2ヶ月頃から右腰の痛みが強くなり、抱っこや前かがみ姿勢で痛みが出るようになっていました。
さらに股関節にも「不意にズキッと痛む」瞬間があり、動くこと自体に恐怖を感じていたと話します。
体を評価して見えてきた“本当の原因”
初回の身体評価で、以下のポイントが見えてきました。
-
反り腰が強く、腰部への負担が常にかかっている
-
右股関節の可動域が大きく制限されている
-
骨盤が右に広がる“アウトフレア”の状態
-
肋骨が開いたまま閉じられない呼吸パターン
-
腹直筋離開が2本分以上ある
特に肋骨の広がりは、横隔膜の働き低下を示していました。
呼吸が浅くなり、体幹が安定しにくくなるため、腰や骨盤まわりの筋肉が過緊張を起こしてしまうのです。
つまり裏野さんの腰痛は、単なる「骨盤のズレ」ではなく、腹部と肋骨、呼吸、筋肉の連動が崩れていたことが根本原因でした。
初回施術での変化
初回は、仙腸関節と起立筋の筋膜リリースを中心に行いました。
特に右側の筋緊張が強かったため、骨盤を「閉じる方向」へ整えながら、
肋骨にも軽くアプローチして呼吸の誘導を実施。
施術後、裏野さんは驚いた表情でこう話されました。
「腰の痛みが半分以下になりました!ズボンも少しゆるく感じます!」
姿勢もスッと伸び、自然と笑顔が戻っていました。
体の軽さだけでなく、「息が入りやすい」と感じたことも印象的でした。
継続施術で見えた“安定化”の兆し
2回目の来院時には、痛みの戻りはほとんどなし。
日常生活でも「抱っこが楽になった」とのこと。
しかしまだ筋力のアンバランスがあるため、以下の調整を重ねました。
-
骨盤・肋骨の再調整
-
腹直筋離開を整える呼吸トレーニング
-
背骨の柔軟性を高めるエクササイズ
-
内転筋(内もも)を強化して体幹の安定性を向上
特に内転筋が使えるようになると、体のバランスが劇的に安定。
腰や骨盤への負担が減り、自然と腰痛が軽減していきました。
徐々に変わる体と気持ちの変化
3回目・4回目と回を重ねるうちに、腰痛と股関節痛はほとんど感じなくなり、
腹直筋離開も指2本分から1本分以下にまで縮小。
「お腹がしっかり支えられるようになった」「呼吸が深くできる」と、
裏野さんの表情はどんどん明るくなっていきました。
反り腰が緩やかになり、背中や肩への負担も軽減。
以前感じていた肩こりや頭痛も半分ほどに落ち着きました。
他の整体・整形外科との違い
| 項目 | 病院・整形外科 | 一般的な整体 | わかば接骨院・整体院 |
|---|---|---|---|
| 検査 | レントゲン中心。骨異常なければ経過観察 | 筋肉をほぐす中心 | 骨盤・肋骨・呼吸・筋膜・筋力まで総合的に評価 |
| アプローチ | 湿布・痛み止め | 一時的リラクゼーション | 姿勢・呼吸・筋力バランスを再教育 |
| 施術方針 | 痛みが引けば終了 | 部分的アプローチ | 産後の「体の使い方」までサポート |
| アフターケア | 特になし | ストレッチ指導程度 | エクササイズ・栄養・再発予防まで総合ケア |
わかば接骨院・整体院では、
「骨盤を整える」だけでなく、**「体の機能を取り戻す」**ことを大切にしています。
骨盤だけでなく、呼吸・筋膜・内臓の位置まで見直し、
体が本来持つバランスを丁寧に再構築していきます。
育児も楽に!仕事復帰への希望
産後の腰痛やお腹の出っ張りが落ち着くと、
抱っこや授乳の姿勢が楽になり、生活に余裕が生まれます。
裏野さんも「赤ちゃんを抱っこしても怖くない」「動くのが楽しい」と笑顔に。
4ヶ月目には腹直筋離開もほぼ改善し、
「お腹がスッキリして、仕事復帰も見えてきた」と話してくれました。
まとめ:産後の不調は“体の使い方”から見直そう
産後の不調は、「骨盤の歪み」だけが原因ではありません。
腹直筋離開や肋骨の開き、呼吸の浅さ、体幹の筋力低下など、
複数の要素が絡み合って腰痛や姿勢の乱れを引き起こします。
裏野さんのように、
**「お腹の出っ張り」「腰の痛み」「育児のつらさ」**を感じている方は、
その奥に“体の使い方”の問題が隠れているかもしれません。
わかば接骨院・整体院では、
骨盤・肋骨・呼吸を整え、体幹の安定を取り戻すサポートを行っています。
あきらめずに、まずはご自身の体と向き合うところから始めてみましょう。
こんな方におすすめです
-
抱っこや授乳で腰がつらい
-
お腹の出っ張りが戻らない
-
股関節や恥骨がズキッと痛む
-
姿勢が悪くなった気がする
-
産後の体型を取り戻したい
産後骨盤矯正・腹直筋離開・腰痛でお悩みの方は、
お気軽に大府市共和駅前のわかば接骨院・整体院へご相談ください。
※執筆者:院長 須崎 章博
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産後の抜け毛はなぜ起こる?薄毛の対処法もご紹介!
投稿日:2023.10.25
産後の女性の約6割が経験するという抜け毛。
多くが女性ホルモンの分泌量が急激に変化することによるものですが、中には別の原因が隠れている場合もあります。
今回は、抜け毛の原因を対処法とともにご紹介します。
産後の抜け毛の原因とは?
妊娠・出産の間、女性の身体では「プロゲステロン・エストロゲン」という女性ホルモンが多く分泌されています。
これらのホルモンには髪の毛や体毛を保持する役割があり、出産によってこの役割を終えると、保持されていた髪の毛が一気に抜け落ち、いわゆる産後の抜け毛という現象が起きるのです。
産後の抜け毛は一般的に出産後3~6か月がピークになり、一年ほどで元の状態に戻るといわれています。
産後の抜け毛は多くが女性ホルモンバランスによるものですが、その他の原因に由来するものがあります。
ひとつは、母乳育児や無理な産後ダイエットなどで身体が栄養不足になり、髪の毛に必要な栄養が届かない場合です。
栄養不足を感じていたら、髪の主成分であるタンパク質、血行促進作用のあるビタミンAやE、育毛効果のあるビタミンBの入った食べ物が摂れているか確認しましょう。
産後ダイエットは過度な食事制限や運動などは控えて骨盤を整えるウォーキングやストレッチに切り替え様子をみましょう。
別の原因として、睡眠不足やストレスによる疲労があります。
育児により敏感になっている精神状態で深い睡眠は難しいものですが、就寝の際にはスマートフォンなどを見ない、リラックス効果のあるハーブティなどで体を温めるなどで、良質な睡眠を目指しましょう。
薄毛の対処法とは?
一年で元に戻るとはいえ、女性の薄毛は辛いものです。
できるだけ、人目が気にならないように工夫しましょう。
・髪型
ロングよりもショートやボブの方が髪の毛に動きがあり、薄毛が目立ちにくくなります。
パーマでボリュームを出してみるのも良いでしょう。
帽子やヘアピースなどでアレンジをすれば、気分が上がります。
・発毛
出産後の体は敏感になることが多いので、シャンプーは低刺激で洗浄成分が柔らかなものを選びましょう。
洗髪後は根元を中心にタオルドライをしながら8割ほど乾かし、オーバードライにならないように気を付けます。
頭皮が固く動きが少ない場合、頭皮の血流が悪くなっている可能性がありますので頭皮マッサージでケアをしましょう。
うなじから頭頂部、耳の上から頭頂部と指の腹でマッサージして血流を促し、最後に頭頂部左右の指の反対に盛り上げるように流します。
まとめ
産後の抜け毛は女性ホルモンの変化によるものが多いですが、中には生活習慣などが影響している場合もあります。
睡眠や栄養がきちんと取れているか確認しましょう。
薄毛には、髪型や頭皮マッサージなどで対策が可能ですので、ぜひお試しください。
産後の身体的・精神的緊張
投稿日:2023.10.06
産後の女性は身体的にはもちろん、精神的にも緊張している状態が続くことが多いです。
ここでは、産後の身体的、精神的な緊張について、原因や症状をご紹介いたします。
産後の身体的な緊張の原因や症状
出産後は身体の変化や負担が大きく、緊張しやすい状態が続きます。
まず、妊娠中の子宮の成長や赤ちゃんの成長による重み、および出産時の筋肉の緊張が原因です。
また、妊娠中に増加したホルモンは、出産後に急速に変化します。
これにより、身体のバランスが崩れ、筋肉や関節の緊張や痛みを引き起こします。
さらに、赤ちゃんの抱っこや授乳の姿勢などにより、とくに腰や肩、背中の筋肉に緊張が起こり、疲労が溜まることが多くあります。
産後の精神的な緊張の原因や症状
まず、ホルモンの変化として妊娠中に増加したホルモンが出産後大幅に減少することが、産後の緊張の一因とされています。
ホルモンの変化は、感情や気分に大きく影響を及ぼします。
そして、赤ちゃんの世話や育児の責任を負うことは、多くの女性にとって大きな変化とプレッシャーとなりやすいです。
さらに、赤ちゃんの夜泣きや授乳の頻度などが原因で睡眠不足となり、これが緊張を高めることもあります。
上記のような原因が重なり、不安の高まり、集中力低下、過度な疲労感、気分の変動、パニック発作などが起こることがあります。
まとめ
ここでは、産後の身体的、精神的な緊張について、原因や症状をご紹介いたしました。
産後は、さまざまな原因により身体的・精神的な緊張が起こりやすい状態です。
そのような状態であることを忘れず、休息をはさむようにしましょう。また、接骨院で施術を受けると身体的にも精神的にも緊張が和らぎやすいため、おすすめです。
産後・断乳後のバストケアとは?
投稿日:2023.09.26
産後や断乳後にバストの形や皺が気になる方も多いのではないでしょうか。
下垂や、離れ乳、胸が萎んで元に戻らないなどのお悩みは、多くの方が抱えていると思います。
妊娠や出産で、乳腺が発達や脂肪による重量でバストのカップ数は2カップほど上下するといわれています。
バストの皮膚や、バストを支えるクーパー靭帯はこれに伴い伸び縮みし、急激な変化に耐えられずバストが縮んだような状態になるのです。
今回は形が崩れてしまったバストのケアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
産後・断乳後にバストを育てる対処法
バストを育てるには、まず食生活を整える必要があります。
胸の発達を促す、女性ホルモンに似た作用をするイソフラボン(大豆製品)、乳腺の発達を促すボロン(キャベツ・海藻類など)、これらの働きを円滑にするタンパク質を摂取しましょう。
バストの血流を良くするためのマッサージも効果的です。
クリームなどで保湿をしつつ、バストの周囲を揉んだり、円く擦ったり、下から持ち上げるように優しくケアしましょう。
またバストの土台となる大胸筋を鍛える方法として、腕立て伏せ、仰向けでダンベルを胸に引き寄せる運動、胸の前で合掌をして両手を押し込むトレーニングがあります。
そしてバストを保護するブラジャー選びが大切です。
柔らかくなってしまったバストは、脇高のフルカップや3/4カップのブラジャーで、脇に胸の脂肪が流れないようにします。
ナイトブラや、授乳期専用のブラジャーなどもおすすめです。
バストアップに大切なのが、正しい姿勢です。
妊娠中の大きなお腹で反り腰になってしまったり、授乳や育児で前屈みになりがちで猫背になったりしている状態のままでは、上手くバストアップができません。
肩甲骨の位置が外に広がっている状態の巻き肩や、肩甲骨の動きと連動している肋骨が開いた状態になっていて呼吸が浅い状態では、胸を張る姿勢を保てず、バストをうまく発達させることができないからです。
バストアップに取り掛かる前に、正しい姿勢がとれているか一度確認してみてください。
まとめ
今回は、産後のバストケアについて、まとめました。
バストアップには、女性ホルモンに似た作用のある食品を摂取したり、マッサージで血流をよくし、バストアップ効果のある運動を心掛けましょう。
猫背や巻肩、反り腰などの症状がある方は、改善し正しい姿勢を取れるようになってからバストアップに取り組んでください。
出産・授乳などで酷使したバストを支えるブラジャーを選んで保護しつつ、理想の胸を目指しましょう。
高齢出産のメリットとは?産後ケアも合わせてご紹介!
投稿日:2023.09.08
初産で35歳を過ぎた女性の場合「高齢出産」といわれますが、女性の社会進出やライフステージの変化などで増加傾向にあり、今や30%近くが高齢出産となっています。
また、初産の平均年齢も30歳を超えています。
高齢出産の準備をしたり、迎えたりする方に、前向きに取り組める情報をお届けします。
高齢出産のメリットは?
高齢出産のメリットは、社会経験などで成熟された精神を持つ母親になれることが挙げられます。
育児においてトラブルは付き物です。
高齢出産の場合、豊かな経験から柔軟な選択をし、すでに出産経験を終えた人からの適切なアドバイスを受けられます。
初めての育児でも冷静な対応ができるでしょう。
また、経済的に安定している傾向が多いのも、メリットのひとつでしょう。
高齢出産は社会的地位を築いた方が取り組まれることが多いです。
産休・育休などが取りやすく、時間に融通を利かせながら、継続したキャリアを保てる場合もあるでしょう。
経済的に豊かであれば、子供にかけられる時間や金銭的な余裕が生まれます。
一方で、高齢出産における流産や妊娠と併発しやすい病気などが起こりやすいといったデメリットもありますので、理解しておきましょう。
禁酒や禁煙、食事管理、体重管理など、基本的な体調を整え、産前産後にも体力をつける、医師の定期的な診察をおこなうようにしましょう。
また、注目したいのが、高齢出産による「若返りホルモン」です。
妊娠・出産による女性ホルモンの増加により、新陳代謝が活発になる、血流がよくなる、肌つやが増すなど、女性らしい美しさが磨かれるのです。
健康で綺麗な母親でいたいという思いが、より若さを保つ源となります。
高齢出産の産後ケア
高齢出産の場合、難産や帝王切開などをおこなう可能性があるため、産後の産褥期におけるケアには注意をし、産前から準備する必要があります。
産後は、安心して預けられるベビーシッターやファミリーサポート、託児施設などを検討しましょう。
ホテルなどが併設されている産後ケアリゾートなどでリフレッシュするのもおすすめです。
産後は、家族による育児支援も必要です。
産院や行政で行っている育児教室などに積極的に参加してもらうのもおすすめです。
骨盤安定せず歪みが生じている、乳房などに痛みがあるなど、体に不調を感じた時は、些細なことでも医師や助産師などの専門家に相談しましょう。
自分の体を労り、健康に気を遣うことが、赤ちゃんの健やかな成長にも大切だといえるでしょう。
まとめ
高齢出産はいまや日常のものとなり、その精神的なメリットや、金銭的なメリットも多くあります。
若返りホルモンで女性らしさを得て若々しくいられることが可能でしょう。
産褥期において無理は禁物ですので、赤ちゃんの発育のためにもご自身の体を労り、健康第一に過ごせる準備をしましょう。
産後を楽に過ごせるように筋肉をほぐすべき?
投稿日:2023.08.30
出産までも大変な道のりなのに、出産した途端に「母親」として忙しい日常が始まりますよね。
生活リズムは子供に合わせたものになり、いつのまにか筋肉が凝り固まってしまって、腰痛などに悩まされる方も多いのではないでしょうか?
今回は、筋肉を柔らかく保つことで、どんな良いことがあるのか?などをご紹介していきます。
筋肉が硬くなる原因とは?
デスクワークなどの仕事で長時間座ったままの姿勢を取る、飛行機等の乗り物に乗った際に腰が硬くなってしまった、などが筋肉が硬くなる原因ですが、産後の場面では、「抱っこ」が挙げられます。
例えば、抱っこをしたまま子供が眠りについた場合、その態勢をとったまま寝かせようと、それが辛い姿勢でも維持をしようと頑張ってしまいがちです。
そうなると腰に大きな負担がかかり、筋肉が硬く強張ってしまい、腰痛に繋がります。
それだけでなく、産後の広がったままの骨盤にも影響が及ぶと、骨盤がスムーズに動きにくくなります。
また、赤ちゃんの頭は重みがあり、抱えたままでいると手首にも負担がかかり、痛みが引かずに腱鞘炎になる方も少なくありません。
ゆっくり休んだり、ストレッチをしたりがなかなかできないので、赤ちゃんと暮らしている日常の中で筋肉が硬くなってしまうのです。
柔らかい筋肉は、どんな良いことがあるのか!?
柔軟性のある筋肉を維持できると、健康だけでなく美容にも良い効果があります。
①安眠できる
子供のお世話は夜中も続きます。
しばらくは夜泣きや授乳、おむつ換えなどで、細切れの睡眠になります。
そんな時は、短時間でも深い眠りで疲れを取りたいものです。
腰痛がないと背中がしっかりとベッドにつくので、ぐっすりと眠れるでしょう。
また睡眠は血行促進にも繋がります。
疲労が回復できるだけでなく、老廃物が排出され、美肌効果も期待できるでしょう。
②冷え性が和らぐ
柔軟な筋肉は血行を促すので、体の末端まで血の巡りが良くなり、冷え性の緩和が期待できます。
③むくみが改善される
筋肉が凝っていて硬くなっていると、リンパ管を圧迫し、血行不良になります。
そうなると、余分な水分を溜め込みやすくなってしまうため、むくむのです。
それらも、柔らかい筋肉ならば、リンパの流れも促され、むくみにくい体になるでしょう。
まとめ
子育てはただでさえ大変なのに、腰痛や肩凝りなどの体の不調に悩まされるとより大変です。
痛みや不調があれば、なるべく早く改善しましょう。
親の健康は、子供の成長にも大きく影響を与えるでしょう。
ストレッチなどを取り入れて、筋肉を柔らかく保ち、元気に毎日を過ごしましょう。
産後のむくみとは?原因と対処法をご紹介!
投稿日:2023.08.04
大変な妊娠期、出産を終え、徐々に体の調子が戻ると思っていた産後、むくみに悩まされる女性は多いのではないでしょうか?
新生児の世話に追われ産後のむくみを放置すると、肥立ちが悪くなり、時を経て更年期障害を引き起こすなど後悔する事態にもなりかねません。
今回は、産後のむくみについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
産後のむくみの原因と症状とは?
臨月の母体は、羊水や出血などがある出産や母乳を作る準備のため、体内の水分を出来るだけ保持しようとします。
産後は女性ホルモンが急激に低下し、出産時の骨盤内のリンパの損傷もあり、体内はむくみやすい状態となります。
このような体内の状態に加え、新生児の頻繁な授乳や、オムツ交換などの出産直後の慣れない育児に対する緊張が、ストレスや睡眠不足を呼び、よりむくみやすい状況を生むのです。
指輪が入らなくなったり、靴が窮屈に感じたりした場合、妊娠による体重増加ではなくむくみの症状を疑いましょう。
特に足はむくみが出やすい箇所です。
くるぶしやアキレス腱がむくんで見えづらい、ふくらはぎを2、3秒指圧してみてなかなか跡が消えない場合は、むくみの可能性が大きいと思われます。
産後のむくみ解消の対処法
産後の体は疲労が大きく激しい運動をすることは適しません。
セルフケアによるむくみ解消を目指しましょう。
おすすめは足湯です。
ふくらはぎぐらいまでの深さのバケツにぬるめの湯を張り、20分程度浸かるとよいでしょう。
グレープフルーツなどのリラックス効果があるアロマオイルを足すと効果的です。
また、足首からふくらはぎにかけてのマッサージや、着圧ソックスなど生活に取り入れやすいものでむくみ解消をしましょう。
また、食事によるアプローチも大切です。
ラーメンや味噌汁などの塩分の多いスープは控えめに、きゅうりやカボチャなどのカリウムの多い食べ物を積極的に取り入れるとよいでしょう。
まとめ
産前産後の女性の身体はむくみやすい状態です。
むくみの症状が現れたら、放置せずにセルフケアをしましょう。
下半身の血流を良くするための足湯やマッサージがおすすめです。
食事も塩分過多に気を付け、カリウムの多い食べ物を積極的にとって、むくみ解消に取り組みましょう。
産後の不調と対処法について
投稿日:2023.07.21
「子供が産まれてから、自分の身体に不調を感じる」「出産前に比べて身体が思うように動かない」などの悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
産後は、自分の身体に何が起こっていて、どのような不調が出てくるのかきちんと知っておきたいですよね。
今回は、産後の不調と対処法について、まとめましたので、是非参考にしてみてください。
産後の身体に起こっている事
産後の身体に起こる不調を3点まとめました。
①出産による骨盤の変形
赤ちゃんがお母さんのお腹から出てくる時に通る産道には、「恥骨」という硬い骨があります。
これは骨盤下にあり、通常は閉じたトングの先のように2本の骨が合わさった状態で子宮を支えています。
妊娠から出産の過程で、この恥骨は赤ちゃんが産道を通れるように開きます。
この時開いた恥骨が、赤ちゃんの頭の大きさなどの要因で必要以上に開いてしまうと、痛みを感じる事があります。
出産後、恥骨は2ヶ月ほど掛けて徐々に閉じますが、痛みが続くこともあります。
②妊娠中と出産後の体幹の変化
妊娠中はお腹が出ている方へ重心が掛かるため、反り腰の姿勢になりやすいです。
出産後、赤ちゃんを支える必要がなくなった背骨、骨盤はそのギャップで体幹がずれ、ゆがむ可能性があります。
歪みは姿勢が悪くなるだけではなく、血流の悪化や、むくみ、便秘、生理不順を誘発することもあります。
③ホルモンバランスの変化
赤ちゃんをお腹の中で育てるために分泌されていたホルモンは、出産後急激に減少します。
ホルモン量の変化は、時にイライラや不眠の原因です。
特に、女性ホルモン「エストロゲン」は減少すると、肌荒れやシワを引き起こします。
不調への対処法
産後に上記が原因で不調になったときに対処法として、正しい姿勢の維持を心がけることが大切です。
骨盤矯正ベルトのような器具に頼るのも良いでしょう。
産後に乱れやすいホルモンは、バランスの取れた食事で改善していきます。
また規則正しい生活リズムを心がけることで、改善していきましょう。
まとめ
今回は、産後にあらわれやすい不調の原因と、不調への対処法をまとめました。
この記事を参考に、不調を対処し、健康な身体を取り戻しましょう。