産後コラム

反り腰とは

慢性的な腰痛や肩こり、ぽっこりお腹でお困りの方はいませんでしょうか?
その症状は反り腰です。今回は反り腰に絞ってお話をしていきます。
姿勢の悪さで悩まれている方のために原因や対処法をご紹介します。
反り腰とは骨盤が大きく前側へ倒れてしまっている不良姿勢のことを言います。
反り腰の状態は専門的には「骨盤前傾」と言います。
では、骨盤が前傾するのはなぜでしょうか?

反り腰の症状・特徴
・スタイルが悪くなる
・腰痛
・お尻が出っ張る
・肩こりや首コリ
・X脚になる
・ぽっこりお腹になる
・前ももが張る

反り腰の原因
姿勢が悪い
・長時間のデスクワーク
・長時間の立ち仕事
・ハイヒールなど踵の高い靴を履く
・体重増加
姿勢が悪いと骨盤が歪んでしまうので、骨盤が前傾しやすくなります。
特に骨盤周りや太ももの筋肉が凝り固まると、骨盤が前に傾きやすく、結果として反り腰を招きます。

体系の変化
女性は妊娠・出産によって体型が大きく変わります。
妊娠後期から産後にかけて続く、お腹を前に大きく突き出す特徴的な姿勢に誘導されて反り腰を招きます。
お腹を前に突き出してしまうと、腹筋にうまく力が入らなくなります。腹筋が弱いと極端に背筋に頼ってしまう体の使い方の癖が反り腰を招きます。

筋力不足
骨盤や背骨を支えるインナーマッスルの筋力が弱いと、骨盤の位置がくずれたり歪んだり、骨盤を正しい状態に保てず前に倒れてしまったりするので、反り腰になってしまいます。

腰の反りを改善するストレッチには様々な方法がありますが、今回、寝たままできる簡単なものをご紹介します。

①お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
1.布団やベッドに仰向けに寝る
2.右ひざを両手で抱えひざを胸に引き付ける
3.30秒キープする
4.反対側も同様に行う

今回ご紹介したストレッチは簡単ですので、ぜひ生活の中に取り入れてみてくださいね。
毎日の積み重ねによって少しずつ骨盤を正しい位置に戻すことができ、反り腰改善につながりますので、根気よく続けてみてください。

産後の骨盤矯正の内容と骨盤ベルトを使用するタイミングとは?

産後によく施術を受けると良いと言われている骨盤矯正は実際に何をするのか、痛いのではないかと不安を抱く方がいるでしょう。
ここでは、施術でどんなことをするのかを解説します。

産後の骨盤矯正の施術はなにをするの?
骨盤矯正とは、出産により緩んで広がってしまった骨盤の周囲を引き締める調整をおこなうことです。
一般的に痛みを伴うことは少なく、ソフトな施術なので安心して受けられます。
また、緩んだ状態で歩行などの運動をした場合には、普段ではなかった体重の負荷がかかり、余分な身体の部分に負荷がかかってしまうこともあります。
そのため、骨盤矯正をおこない、身体への負担を取り除くような施術をおこなっていくのです。
骨盤矯正をおこなっている当院では、産後のお母さんが通院しやすい環境を揃えているため、気軽に通い、身体をベストな状態にすることが可能です。
もちろん、出産後数年経過していても、諦める必要はありません。
身体の不調や気になるところがあれば骨盤矯正の体験からはじめてみましょう。

骨盤ベルトを使用するタイミング
産後の骨盤ベルトは、2000年前後から流行し、現代では、産後に使用するアイテムとして定着しつつあります。
骨盤ベルトを使用するおすすめのタイミングは、産後、できるだけ早い時期です。
昔に比べて、便利な世の中になった現代では、骨盤回りの筋肉を使う機会が減っているため、産後は、筋力低下が見受けられ、放置していると、骨盤がズレてしまう可能性が考えられます。
そのため、早い段階で骨盤ベルトで固定することが必要不可欠といえるでしょう。
骨盤ベルトを使用する期間は1か月です。
なお、痛みや不調を腰部に感じている場合は、半年前後が良いとされています。
上記の症状などには個人差があるため、気になる方は接骨院などの先生に相談しましょう。

産後の偏頭痛

産後、赤ちゃんと幸せな時間を過ごしているのに、偏頭痛に悩まされている方多いのではないでしょうか。今回は、そんな産後の偏頭痛に関してご紹介していきます。

産後の偏頭痛の原因

偏頭痛は、こめかみや目の周辺がズキズキと痛み、一度起きると数時間から3日ほど続き、吐き気や嘔吐などを引き起こす特徴があります。

産後の偏頭痛の原因1⃣
産後は、エストロゲンの分泌が減少するのに伴って、セロトニンの分泌も減少します。
セロトニンは血管を収縮させる作用をもっており、これが減ることにより血管が拡張され偏頭痛を起こします。

産後の偏頭痛の原因2⃣
出産時に骨盤が歪んでしまうと、上半身や脊椎まで影響し血液の流れが悪くなります。
すると偏頭痛を引き起こしやすくなります。

産後の偏頭痛の原因3⃣
母乳中は、栄養が赤ちゃんに注がれるため、母親の体は水分不足に陥ります。
体内の水分が不足すると、代謝や血流が悪くなり、偏頭痛を引き起こしやすくなります。
とくに夏場は水分不足に陥りやすいので注意が必要です。

偏頭痛の対処法

産後は、しっかり水分をとりましょう。
緑茶やコーヒーは、利尿作用がありますので、あまりお勧めできません。
水を一日2リットル摂るようにしましょう。
産後の偏頭痛には、しっかり水分補給をすることで、基礎代謝を上げ対処しましょう。
出産で女性ホルモンを消費しており、基礎代謝が下ってしまっています。
こまめにしっかり水を摂取することを習慣付けましょう。

まとめ

以上のことだけでなく、肩こりや睡眠不足なども偏頭痛を引き起こしやすくなります。
しっかり休んで、育児を家族に委ねる事も大切です。
空いた時間にストレッチをしたり赤ちゃんと添い寝をしたりしながら育児を楽しみましょう。

骨盤底筋の衰え

産後にどうしても気になってしまう骨盤の歪みですが、その骨盤内にある骨盤底筋(こつばんていきん)はご存じでしょうか?
骨盤底筋とは骨盤の底にある筋肉の総称です。
骨盤内にある膀胱、子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保つ役割があり、縁の下の力持ちのような筋肉なのです。
腕やお腹などの筋トレに挑戦して引き締まったものの長い間筋トレをお休みしたら元に戻ってしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
この骨盤底筋も同様に鍛えないと腕やお腹などの部位と同じように衰えてしまいます。

骨盤底筋が衰える弊害
骨盤底筋が衰えると主に尿漏れの症状を引き起こしてしまいます。
尿道をしめて尿もれを防ぐ役割も担っているので、その力が弱くなると咳やくしゃみといったふとした動作で漏れやすくなります。
また、お尻と内太ももの筋肉とも連動して動いているため、衰えてしまうとぽっこりお腹やお尻が垂れてしまうといった見た目にも気になる変化が現れてしまいます。

女性ならではの・・・
骨盤底筋は出産時の産道への負担が最も大きいダメージといわれています。
産後自然に回復していく場合がほとんどなのですが、骨盤底筋が女性ホルモンと関係している性質上、産後に回復したとしても将来迎える閉経や更年期に減少する女性ホルモンと共に骨盤底筋も弱くなってしまうのです。
更に男性と比べると女性の骨盤底筋は薄く弱いということもあり、女性は特に留意しておかなければならないといえます。

お手軽なあの運動で改善!
出産や女性ホルモンの減少に限らず、骨盤底筋の衰えは日常の生活習慣にも関係しています。
度々記述しているように筋肉なので運動はもちろん、猫背や、脚を組んで座る等の姿勢の悪さも影響されてしまいますし、特に肥満はお腹の脂肪が膀胱をはじめ、骨盤底筋にまで負担をかけてしまうため大敵です。
前述したようにお尻、太ももと連動しているので改善するためには肥満解消含め、ウォーキングが最適といえます。
正しい姿勢で行えばぽっこりお腹の解消に繋がり、育児中に気になる肩こりや腰痛の改善も見込めますし、もちろん骨盤底筋の強化にもなります。
しかし産後に無理は禁物です。赤ちゃんと自分の体を第一に優先して、休息もきちんと取ってまずは無理なく行うようにしてくださいね。

産後の抜け毛

出産を無事に終えて安心したと思う間もなく、慣れない子育てと際限のない家事に毎日追われるママさん。
ただでさえストレスが多いのに、大量の抜け毛を見たら余計にショックかも。

出産後に抜け毛が急増することを「出産(分娩)後脱毛症」といいます。
程度や期間には個人差がありますが、産後2〜3ヶ月経った頃から始まるのが一般的です。

産後の抜け毛の特徴
誰でも1日に50〜100本の毛髪が抜けますが、産後の抜け毛はそれ以上です。
洗髪後やブラッシング時に大量の抜け毛を見て、症状に気づくことが多いです。
大量の抜け毛が続くと地肌が透けて見えたり、部分的に髪がなくなることも。

産後の抜け毛の原因
1 ホルモンバランスの変化
妊娠中は女性ホルモンの分泌が増えます。
中でも、髪の成長を促すエストロゲンが妊娠中に増えると、抜ける予定の髪が生え続けます。
産後は分泌量が激減するため、妊娠中に抜ける予定の髪と、産後に抜ける時期を迎えた髪が一度に抜けてしまいます。

2 出産/育児による心身のストレス
不健康な髪の3大要素は、不規則な生活・栄養バランスの乱れ・ストレスです。
産後は体力が回復しないまま育児と家事がスタート。
食事や睡眠など生活リズムが大幅に崩れ、時間も余裕もない毎日が続くうえ、家族との関係性により一層ストレスが加わります。

3 頭皮環境の悪化
忙しさや疲れのせいで、自分の頭髪ケアまで手が回りません。皮脂や汚れがたまって毛穴を塞ぐと健康な髪が育ちにくくなります。
また、産後に肌質が変わるとヘアケア製品が肌に合わなくなることも。

4 その他
1妊娠中の栄養不足
2喫煙
3高齢出産
4難産
5過度なダイエット

産後の抜け毛対策

1気にしすぎない
2タンパク質を積極的に摂る
3できるだけ睡眠をとる
4頭皮に優しいシャンプーを選ぶ
5育毛剤を使う

産後に抜け毛が増えるのは単なる生理現象と捉えておきましょう。
抜け毛で悩むこと自体がストレスです。
他の脱毛症と違い、産後の抜け毛は一時的な現象にすぎません。過剰に心配しないのが回復への一番の近道です。

産後に起こりやすい体の不調

出産後にからだの不調や違和感を覚えたことはありませんか?
産後に起こるさまざまなつらい症状は女性ホルモンの分泌が急激に低下することが主な原因だと考えられます。
個人差はありますが、元の状態に戻るまでには1~2ヶ月かかると言われています。
まずはしっかり栄養を摂って、できる限りからだを休ませて安静に過ごすことが大切です。

栄養バランスの良い食事と摂りましょう
産後は特に、鉄分やビタミン、たんぱく質などが不足しがちです。
鉄分は出産で失った血液を作るために必要な栄養素です。
レバーや牛肉などの赤身の肉、かつおやまぐろなどの赤身の魚、小松菜、ほうれん草、ひじきなどに多く含まれます。
ビタミンは鉄分の吸収をサポートしてくれます。
柑橘類、緑黄色野菜、魚介類などがそれです。
そしてたんぱく質は筋肉を作るだけでなく、からだを調整する働きがあります。
肉、魚、卵、大豆などです。
これらを積極的に摂るよう心がけましょう。

からだだけでなく心も不安定に
産後は心も不安定になりがちです。
2、3時間置きの授乳でゆっくり眠る時間もなく、疲れとストレスでイライラしたり、気持ちが沈んだり情緒不安定な状態になることがあります。
ほとんどが一過性のものですが、まれに産後うつに陥る可能性もあるので早めのケアが必要です。
ひとりで抱え込まず、パートナーや家族に協力してもらい、心身を休めましょう。
もし身近に相談できる人がいない場合は地域の育児支援サービスなど、何かあったらすぐに相談できる窓口をあらかじめ探しておくと安心です。

赤ちゃんの健やかな成長のためにもママの健康を第一に考え、周りの人と協力しながら楽しく育児ができるといいですね。

産後の肌荒れの対処法

出産後、肌がゴワゴワ、ガサガサする事ありませんか?
出産前と肌質が変わったと感じる方は多いのではないでしょうか。
原因は、ホルモンバランスの崩れからくるターンオーバーの乱れです。
赤ちゃんの事で精一杯になっていらっしゃるママさんも少しずつ自分の肌を取り戻していきましょう。今回はそんな産後の肌荒れの対処法についてご紹介します。

①洗顔を見直す

ゴシゴシ何度も洗ったり、産前に使用していた洗浄力が強い洗顔料は避けましょう。
赤ちゃんの肌に触れるように優しく丁寧に洗うようにしてください。
この時、38度~40度位のぬるめのお湯で洗い流すように意識をしましょう。
熱すぎるお湯で洗いながすと必要な油分まで洗い流されて、乾燥の原因となるので注意が必要です。

②化粧水・乳液を見直す

産後は今まで使っていた基礎化粧品が合わなくなったという方も少なくはありません。
特に敏感になっている方は、入っている成分を見直してみて、添加物や植物エキスが少ないものを選ぶといいでしょう。また、アルコールが配合されているタイプは肌に刺激を与えてしまうので、しばらく避けるのが無難だと言えます。

③紫外線対策を行う

産後は忙しくてメイクをしないという方が多いかと思いますが、紫外線対策のための日焼け止めは塗る習慣を作りましょう。
外に出ないからといって、紫外線が全くないわけではありません。
紫外線は肌トラブルを招くだけでなく、肌の老化を進める原因になりますので、しっかりと対策を行いましょう。

産後の肌トラブルも放置しているとシミやシワの原因にもなりますので、出来る範囲で自分の肌にも潤いを与えてあげましょう。
ターンオーバーは28日周期となるので、焦らず少しずつに元に戻してあげましょう。

自宅でもできる産後ケアとメリット

出産は、想像以上に体力と精神力が必要ですよね。出産で疲れ切った体と、ホルモンバランスの急激な変化によって不安定になりがちな心は、正しいケアによって回復させなければなりません。
今の時代、産院から退院したあとに産後ケア専門の施設に宿泊したり、専門の先生に自宅へ来てもらい指導を受けることも可能ですが、家庭の事情などでは難しい場合もあります。

今回はそのような方たちのために、自宅で簡単にできる産後ケアとそのメリットについて紹介します。

自宅でできる産後ケア

①体を温める
産後は代謝が落ちていて、体が冷えやすい状態になっています。そのため、通常に比べて体調不良を起こしやすく、その予防と改善のためにも体を内側から温めることが大切です。
最も効果的なのは足湯で、くるぶしが浸かる程度の容器に約40~42度のお湯を張り、全身がぽかぽかするまで足を温めます。他には、腹巻きでお腹周りを温めるといった方法も良いでしょう。

②消化の良いものを食べる
出産や育児による疲れは、消化機能も衰えさせると言われています。
消化機能が落ちているときは、便秘の予防のためにも脂肪分の少ない食事を摂るよう心掛けましょう。主菜は魚、副菜は温野菜や煮物がおすすめです。特に出産の力みなどで痔になっている場合は、消化の良い食べ物で悪化を防ぐ必要があります。

③体型を戻すためにストレッチをする
妊娠や出産で骨盤が開いた状態になると、内臓が下がって「ぽっこりお腹」になってしまいます。妊娠前の体型にするために、骨盤を自分の筋肉を使って元の位置に戻す簡単なストレッチをすると良いでしょう。

このように、普段の生活の中でも産後の体を労わることは十分可能です。
慣れない育児で大変な時期ではありますが、自分の体と心の健康のためにできることを実行し、幸せな家族を築いていきましょう。

女性に多い反り腰。その原因と改善策は?

多くの女性が悩んでいるといわれる腰痛や「ぽっこりお腹」ですが、原因は、女性によく見られる反り腰にあると考えられています。

反り腰によって、腰痛、むくみ、冷え症、お尻の垂れ、O脚などの不調が現れやすくなります。「ぽっこりお腹」は、開いた骨盤のせいで内臓が下がることが主な要因でしょう。

ここでは、その厄介な反り腰の原因と改善策についてまとめていきます。

反り腰を引き起こす要因

①筋肉の衰え
運動不足や加齢によって、体全体の筋肉が衰えることが原因となります。
女性は男性よりも体を支える筋力が少ないので、反り腰になりやすいといわれています。また、長時間同じ姿勢でいると背中などの筋肉が凝り固まってしまい、悪化させてしまう恐れもあります。

②体型の変化
肥満や妊娠によってお腹周りが重くなると、重心が自然と前にいってしまうので、腰を反らせて体のバランスを保つ癖がついてしまいます。

③ヒールの高い靴
ヒールの高い靴を履いているときは、つま先立ちで歩いているのと同じ状態です。
そのため、前にかかった体重をもとに戻そうと後ろに反ってしまいます。

④椅子の座り方
長い間椅子に座ってパソコン作業をする方は、前傾姿勢になりがちです。
座っているときに腰への負担を減らそうと、無意識のうちに反り腰になっています。
猫背やストレートネックの人も、注意が必要です。

普段できる改善策

反り腰を少しでも改善したいなら、反れている腰を反対に丸めるストレッチや、背中の筋肉をほぐすマッサージ、筋肉を強くするための筋トレがいいでしょう。また、太ももやふくらはぎのストレッチも効果的です。
緊張で凝り固まった筋肉を柔らかくし、血行を促進させることで、骨盤の位置を正しい状態に持っていくことができます。

しかし、何よりも大切なのは日常生活で正しい姿勢を意識することです。

日々の姿勢への意識と努力が、反り腰の予防と改善につながっていくはずです。
少しでも快適な毎日を過ごせるよう、実践してみてはいかがでしょうか。

出産後に起こる様々なマイナートラブル

産前・産後のマイナートラブルは、個人差はあるものの多くのママにみられる症状です。
また、赤ちゃんのお世話や毎日の家事などで疲れがたまりやすく、ホルモンバランスの変化などにより、心も体も不安定になりやすいです。
忙しい毎日で自分のことは後回しにしてしまいがちですが、ママ自身の体も労わってあげてくださいね!

産後に起きるトラブル

1. 尿漏れ
多くの人が妊娠中に経験する「尿漏れ」ですが、産後も続いてしまう人が多いです。
一般的に膀胱と子宮の位置が元に戻り、骨盤底が回復してくる産後3~4か月にはだんだんと尿漏れすることも少なくなってきます。

2.抜け毛
出産により減ってしまったホルモンの影響で毛が抜けたり、髪がうすくなってしまう事があります。
一時的なもので、日がたてば回復していくことが多いですが、ストレスなどが多いと回復が遅れる事があるので注意しましょう。

3. 肌荒れ
産後はホルモンの影響によって肌質が変化する人も少なくありません。
また、産後は疲れや睡眠不足などによりゆっくりと手入れする時間が取れないことが多く、肌の状態は自然と悪くなりがちです。
一般的にホルモンの状態は産後3~4か月で自然と改善していくことが多いですが、保湿アイテムなどで上手に乗り切りましょう。

4. 乳腺炎
おっぱいがうまく出ずに強い痛みを伴う事もある乳腺炎は、乳腺が詰まって炎症をお押してしまっている状態の事を言います。
甘いものや油っこい食事が原因となる事もあるので、食事は和食中心を心掛けましょう。

5. 腱鞘炎・肩こり・腰痛
赤ちゃんを抱っこ・おんぶする機会が増えるため、手首を痛めたり肩こり・腰痛に悩まされる人が多いです。
母乳育児の場合には薬等を使用できない事もあるので、ひどい場合は専門機関への受診がおススメです。