産後コラム

産後におこりやすい身体の不調と対処法

産後におこりやすい身体の不調と対処法

出産後のママの身体はひどく疲れ切っているため、しっかりとケアすることが重要です。
産後は日々の生活や赤ちゃんのお世話などに追われ、ついつい自分のことは後回しにしてしまいがちですよね…。
しかし、身体の不調をそのまま放置してしまうと、日常生活に支障をきたしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回は、産後におこりやすい身体の不調と対処法についてお話ししていきたいと思います。

【産後の身体に起こりやすいトラブルとは?】​

◇立ちくらみや眩暈・動悸
妊娠中に貧血と診断されていたり、出産の際に出血が多かったりすると、産後に貧血になってしまう可能性があります。
貧血には睡眠を心掛けたり、食事を見直すことが効果的です。
育児中は自分の食事は適当に済ませてしまうことも多いかと思いますが、ママの身体のためにも栄養バランスを考えてみましょう!
立ちくらみや眩暈・動悸などの症状がある場合は一度専門医への受診をおすすめします。
また、疲れが長く続く場合も貧血の可能性が考えられます。

◇ひどい腰痛
妊娠中に腰を痛める人は多く、産後にも腰痛に悩まされるケースは少なくありません。
腰痛がひどい場合は専門機関で体をケアしてもらうのが安心です。

◇骨盤の違和感・股関節の痛み
出産により骨盤は大きく開くため産後の骨盤は不安定な状態です。
骨盤ベルトなどで徐々に元の位置に戻していく必要がありますが、なかなか上手くいかない…不調が続くという場合は専門機関への受診がおススメです。

◇産後は心が不安定
産後に多いのが体の不調だけでなく、心の不調です。
気分が沈んだり、突然涙がでたり、やる気がしない…などの精神的な不調に悩まされる人は少なくありません。
産後は人との関わりも少なくなってしまいがちで、日々の育児や睡眠不足に疲れてしまうこともありますよね。
話を聞いてもらうだけでも心の負担は軽くなるものです!
周囲への相談や市のサポート、専門医などに相談して一人で抱え込んでしまわないようにすることが大切です!

産後の睡眠不足を改善しよう!

産後の育児は、想像しているよりハードだと感じる方が大半ですよね・・・。
それに育児や家事に加え、お仕事もあれば、毎日本当に慌ただしくて、休まる暇が無いですよね?
週末くらいはゆっくり過ごしたいと思っていても、赤ちゃんのお世話はノンストップで続き、休憩時間はわずかしか取れないかと思います。
そんな産後では、自分のケアまで手が及ばず、さまざまな体調不良が現れたり、なかでも睡眠不足に悩まされている方も多くいらっしゃると思います。
今回は、自分自身を上手にケアしながら、睡眠不足を改善できるように対処方法をご紹介したいと思います。
 
【産後の「細切れ睡眠」とは?】
 
生まれて間もない赤ちゃんは、1日15~20時間を眠って過ごしますが、一回ずつの睡眠時間は短く、眠りが浅いので、些細な音で目覚めたり、頻繁に目を覚ますことが特徴的です。 
また、昼夜の区別無く、赤ちゃんの睡眠に合わせて授乳をしたり、夜中でも抱っこをして泣き止ませたり、おむつ換えをしたり育児は絶え間なくあって、昼夜が逆転してしまう事も多いでしょう。
そんな生活リズムに、ママも合わせて過ごすことで、しっかりと長く寝られず、睡眠不足になってしまいますが、そんな睡眠こそが「細切れ睡眠」なのです。
 
【睡眠不足による悪影響は?】
 
赤ちゃんによっては、一晩通してグッスリ眠る子もいたり、夜泣きが酷い子の場合など個人差がありますよね。
身体を酷使し続けてしまった結果、身体中が凝っているような、痛みを感じたり、様々な不調が現れます。
多くの場合、偏頭痛を抱えたり、自律神経の乱れから倦怠感やめまい、吐き気など様々な症状が出たり、産後うつ病のリスクも高まります。
 
【対処法は?】
 
健やかな身体を保つには、1日6~8時間程度の睡眠が必要と考えられますが、産後には細切れ睡眠になってしまう方が殆どで、中々まとまった睡眠時間を持つことは難しいのが現実です。
睡眠リズムが整うまで、朝はなるべく太陽光を浴び、日中は散歩するなどして、昼夜逆転しないように、生活にメリハリをつけることも大切です。
そこで、対処法としては、仮眠を上手に取って乗りきることをオススメします。
ごく短い時間で構いません、15分~20分くらいの睡眠を、赤ちゃんが寝るタイミングで一緒に寝ることで、疲れや不調の改善に繋がりますよ!

気になる産後の変化とは?

女性の身体は妊娠前から妊娠中、出産後とでは、体型が大きく変わりますが、それだけでなく、ホルモンバランスも大きく変化します・・・。
個人差はありますが、それによって様々な体調の変化を感じられることでしょう。
これは、管理しようと思っても出来るものではないので、産後の症状を知っていると、心の負担も少し減るのでは無いでしょうか?  
今回は産後の身体の変化やケアについてお話したいと思います!

【気になる身体の変化とは?】

◎抜け毛
特にビックリしてしまうのは“産後の抜け毛”ではないでしょうか?
妊娠中は、女性ホルモンのエストロゲンと、プロゲステロンが大量に分泌されますが、これらのホルモンは胎盤に蓄積されています。
発毛に影響を与えるとされるエストロゲンが、出産の際に、一気に体外へ出てしまう為、出産後はエストロゲンが減ってしまい、抜け毛の原因になると考えられます。
妊娠中はエストロゲンが多く抜け毛が少ないだけに、産後は余計に多く抜けている様に感じてしまうのかも知れません。
月経が回復したり、産後一年ほど経つと、妊娠前の状態にホルモンも戻りますので、抜け毛も通常に戻っていきますから、焦らずに過ごしましょう。

◎シミ
ホルモンバランスや免疫の影響で、妊娠中にシミが出来やすくなる方も多くいますが、妊娠中は敏感肌になったり薄化粧になることが多く、紫外線ケアも怠ってしまうと、シミが増えたり産後にも薄くならずに残ったりするでしょう。
外出する際には、UVケアクリームや紫外線対策をして防ぎましょう!

◎妊娠線
妊娠線は、産後よりも妊娠中のケアが最も大事になってきます。
腹囲90㎝を超えると妊娠線が出来やすくなるので、たっぷりと潤いを皮膚に与えることで、新陳代謝が促されるため、保湿力の高いクリームでケアすることがオススメです。
出来てしまった妊娠線を完全に消すことは難しいですが、妊娠線専用の保湿クリームは、浸透力が優れていて、滑らかで伸びも良いのでマッサージにも使えますし、産後にもしっかりケアすることで、目立ただなくすることができるでしょう!

【まとめ】

はじめての育児は、慣れないことの連続で、 自分のケアまで手が回らないことが殆どです。
抜け毛やシミなど、女性として気になる見た目の変化に目がいてしまいがちですが、身体の中の変化にも目を向けていきましょう。

産後は座り方に注意して「骨盤のゆがみ」を防ごう!

産後は特に骨盤ケアを熱心におこなうことが大切ですが、日々の生活のなかでも「座り方」が骨盤のゆがみに大きく関係していることをご存じですか?
そこで今回は、産後のママの体型戻しや骨盤のゆがみ改善の助けとなるよう、毎日の「座り方」についてお話ししていきたいと思います。

【産後に骨盤がゆがむ理由】

産後に骨盤がゆがむ理由は、妊娠・出産によりズレてしまった骨盤が元の位置に戻らず、子育てや家事で腰に大きな負荷をかけてしまうからです。
出産後、骨盤はすぐに元通りになるわけではありませんので、筋肉量の不足や無理な体勢での授乳・抱っこなどで骨盤が歪んでいってしまうケースが多くみられます。

【骨盤が歪むとこんな不調が・・・】

骨盤が歪んでしまうと、血流の低下などにより下記のような不調が生じてしまいます。
・腰痛
・冷え性
・むくみ
・体形の変化(お尻が大きくなってしまう)

【骨盤の歪みを防ぐ座り方】

産後は赤ちゃんの授乳や寝かしつけなど、同じ姿勢で座って過ごす時間も多くなってきます。
座り方に気を付けて、骨盤の歪みを防ぎましょう!

・「骨盤を立てる」ことを意識しよう!
骨盤への負担を軽減するには、骨盤を立てることを意識することが重要です。
骨盤を立てるとは、骨盤が前にも後ろにも倒れておらず、地面と垂直になっている状態のことを言います。
背筋を伸ばした際に、体重がお尻の真ん中にある坐骨に左右対称に乗っていることを意識してくださいね!

・横座りや足組みはNG
授乳や抱っこの際にはついつい横座りをしてしまいがちですが、横座りや足組みは骨盤の歪みの原因となるので避けましょう。
床に座る際はクッションなどを上手に活用してみてくださいね!

産後に気を付けたい!乳腺炎の予防法

産後に気を付けたい!乳腺炎の予防法

産後は赤ちゃんのお世話や家事でママの身体のケアは後回しにしてしまいがちですよね。
しかし、産後に身体のトラブルに悩まされる人は多く、ひどい場合は日常生活に支障をきたしてしまうケースもあるので注意が必要です。
そこで今回は、多くのママが悩まされる「乳腺炎」の予防法や対処法についてお話していきたいと思います。

【乳腺炎とは?】

乳腺炎になると、乳房の熱感や痛み・腫れ・風邪のような発熱・倦怠感などの症状があらわれます。
乳腺炎は乳腺に炎症が起きてしまっている状態で、産後3か月以内に起こりやすく、特に産後2~3週間で起こるケースが多いと言われていますが、授乳期間中はいつでも起こる可能性があるので注意が必要です。

【乳腺炎の原因とは?】

・母乳が詰まっている
授乳回数が少なかったり、赤ちゃんが上手におっぱいを飲めていない場合、母乳が詰まってしまうことがあります。

・乳管の詰まり
乳管が詰まって母乳が溜まってしまうことがあります。

・細菌
ママの皮膚や赤ちゃんの口から、細菌が乳管に侵入してしまうことがあります。

【乳腺炎の対処法】

一般的に乳腺炎の初期の場合は、赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことで症状が改善するケースが多くみられます。
しっかりと飲めるように、乳腺炎の症状が出ている側から先に授乳をするようにしましょう。
熱が下がらなかったり、授乳しても改善しない場合は専門機関を受診しましょう!
抗生剤や鎮痛剤・乳房マッサージなどで症状改善効果が期待できますよ。

【乳腺炎の予防法】

乳腺炎の予防は、日ごろから赤ちゃんに乳房内のおっぱいをしっかりと飲みとってもらうことが大切です!
そのために、赤ちゃんがしっかりと飲みとれるような正しい授乳姿勢を意識し、授乳間隔も空けすぎないように気を付けましょう!

産後の肌トラブル

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『産後の肌トラブル』について書いていきたいと思います(^O^)

 

産後は一日中育児に追われ、つい自分のことは後回しにしがちですよね。
ふと鏡をみるとシミができていた、肌がカサカサしているなどの肌トラブルを感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

産後に肌荒れが起こる原因

産後にシミや肌の乾燥、くすみやかゆみなど、さまざまな肌トラブルが起こる原因として、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。
出産を終えると、妊娠中に大量に分泌された女性ホルモンが一気に減少します。
みずみずしいお肌を保つ働きのある「エストロゲン」が減ってしまうことで、肌荒れが起こってしまうのです。
他にも生活リズムの変化やストレス、睡眠不足なども肌荒れの原因となっています。

 

産後の肌トラブルはいつまで続くの?

肌の乾燥やシミ・かゆみなどの肌トラブルが元の肌の状態に戻るまで、およそ半年から一年といわれています。
ですが忙しいからとそのままにしておくと肌の老化を早める原因にもなってしまうので、早めの対策が必要です。

 

肌トラブルを防ぐために

さまざまな肌トラブル、起きてしまうのは仕方ないとはいえこれ以上ひどくならないためにもしっかり対策をとって肌トラブルを防ぎましょう。

●スキンケアを見直してしっかり保湿しよう
一番の対策として、化粧水や美容液などでしっかり保湿をすることが重要です。
スキンケア用品は敏感肌向けの低刺激なものを選ぶようにしてください。
肌の乾燥を防ぐためにも、冬など室内が乾燥しているときは加湿器などで加湿するようにしましょう。

●栄養バランスのとれた食事を
育児の疲れやストレスから、つい軽く済ませたり甘いものだけを食べたりと栄養が偏っていませんか?
たんぱく質やカルシウムやビタミンなどを積極的に摂るようにして、肉や魚、大豆製品など三食しっかり栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
こまめな水分補給も忘れないでくださいね。

毎日の育児に追われ自分の身体には気がまわらないかと思いますが、肌の不調をそのままにして後で後悔しないためにも、しっかりと対策をとって肌トラブルを防いでいきましょう!

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の不眠について

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『産後の不眠』について書いていきたいと思います(^O^)

 

赤ちゃんのお世話や家事で産後は一日中慌ただしく、夜も授乳でなかなか十分な睡眠がとれませんよね。

疲れているし眠いのになかなか眠れない、そんな不眠に悩むママさんも多いのではないでしょうか。

 

なかなか眠れない!不眠の原因について

 

産後に不眠になってしまう原因として、以下のようなことが挙げられます。

 

  • ホルモンバランスの変化

不眠になってしまう原因として、妊娠中のホルモンバランスの変化があります。

妊娠中は女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンがたくさん分泌され、産後に急激に減少します。

これにより不眠や肌荒れなどの体調不良を起こしてしまうのです。

 

  • 産後うつ

出産後から3か月間の間は、育児の緊張やストレスなどから産後うつになりやすいといわれています。

産後のさまざまな不安やストレス、生活リズムの乱れなどから不眠になってしまうこともあります。

 

 

産後の不眠を解消するための解消法

 

眠れない、どうしよう!と焦ってしまっても逆にそれがまたストレスとなり悪循環になってしまいます。

リラックスした気持ちで、以下の解消法を試してみてください。

 

  • こまめに少しずつでも眠るようにする

赤ちゃんが寝ているちょっとしたタイミングで、同じように少しずつでも睡眠をとるようにしましょう。

家事は後回しにしたり、旦那さんや家族にも協力してもらい、まずはご自身の身体を優先してリラックスした状態で休息をとってくださいね。

 

  • ストレスを溜め込まないようにしましょう

毎日育児や家事に追われているとついストレスも溜まりがちですが、完璧にこなす必要はありません。

料理の数を減らしたり、家電調理器などを使ってみたり、家事を手抜きしてみましょう。

旦那さんがお休みの日は赤ちゃんのお世話をお願いして、自分の時間を楽しむのもよいですね。

 

  • 軽く運動をする

軽いストレッチやベビーヨガなど適度な運動をすることで、疲労感が得られ質の良い睡眠へとつながります。

 

ママが元気でいられるためにも、ストレスをためずにリラックスした気持ちで育児を楽しめると良いですね。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の手足の浮腫みと痺れ 原因とは

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の手足の浮腫みと痺れ』について書いていきたいと思います(^O^)

 

産後の体調には様々な変化が付き物ですが、寝起きの手足が浮腫んでいる、痺れを感じた経験はありませんか?
加齢とともに指の節には老廃物が溜まりやすくなるものですが、朝起きた時に指が曲げられないほど浮腫んでいる時は要注意です。
手足の浮腫みと同時に顔色がくすんで見えたり、首のシワが深くなったりする場合の原因について考えてみましょう。

 

睡眠時に原因がある場合がほとんどです

眠っている時の姿勢が首や肩の血行を圧迫していると、血流が往来できずに手や顔で行き止まりになり浮腫みや痺れが発生します。
下半身も同様に、骨盤や股関節で血行不良を起こしていると寝起きなのに足が浮腫み痺れるようになります。
どちらも横になっている時に症状が強くなるのは、心臓やふくらはぎのポンプの役割が、横になっている時の方が働きにくいからです。

朝起きてから1~2時間で浮腫みや痺れが自然に改善される場合は、眠る時の姿勢や布団、枕を見直し、運動不足による血行不良を改善するための入浴や軽い運動の習慣を取り入れていくことが大切です。

 

寝起きから何時間経過しても症状が改善しない場合は

睡眠時の血行不良が原因で浮腫みや痺れの症状が出ていて、さらに起きている時も改善されない場合は、頚椎や腰椎、骨盤などの要所で骨格のバランスが崩れて定着してしまっている可能性があります。

産後は特に、妊娠中にお腹を支える反り腰や猫背の姿勢がそのままになっているだけではなく、その姿勢のまま頻回授乳が始まるので無理な体勢が続きます。
授乳の時間がある程度しっかり空くようになり、体調や周りのサポートが整ってきた段階で骨格を徐々に妊娠前に調整していけると、疲れも浮腫みも溜めにくい土台が作りやすくなるでしょう。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の股関節痛は自然におさまる?

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の股関節痛』について書いていきたいと思います(^O^)

 

妊娠初期から股関節や恥骨の痛みは多くの妊婦さんに見られる症状で、妊娠が進むにつれて症状が大きくなるケースもあればおさまるケースもあり、個人差があります。

妊娠中は骨盤を締めることができないため、ケアとしては妊娠時専用のガードルや腹帯で支えるのが一時的な対策としては効果的です。

 

では産後の股関節痛が長引く場合はどうケアしていくのが良いでしょうか?

 

骨盤が定着する産後約1年の間にケアをスタートしよう

 

回復が早い方でも産後2ヵ月は骨盤が安定しない実感があるでしょう。

半年も経過するとほぼ骨盤の位置が定まっていき、産後10ヵ月~1年でほぼ定着します。

この時期に骨盤の位置がズレたまま固定されてしまうと、骨盤を支える靭帯に負担がかかり、その周辺の神経が刺激されて股関節痛となります。

 

反対に言うと、この産後の間に徐々に骨盤のケアを取り入れられれば、骨盤の配置が柔らかく動かしやすい時期に調整をスタートできるので妊娠していない時よりも調整が早く進むメリットは大いにあります。

 

股関節痛を放置すると膝や腰に影響が出ることも…

 

妊娠とともに赤ちゃんの通り道が開きやすくなるように骨盤が緩むことで、股関節に負担がかかるのは一時的なものです。

しかし産後しばらく経過しても股関節痛が緩和されていない時は、骨盤が正常に定着していない可能性があります。

 

このままにしておくと、骨盤の高さに左右差ができて足の長さに違いが出るだけではなく、その左右差をカバーするために腰が歪んだり首が歪んだりします。

これらは最初のうちはコリや痛み程度で落ち着きますが、症状が進むと骨と骨の間にあるクッションが擦り減って手術が必要なヘルニアに発展することもあります。

 

産後の股関節痛がなかなか改善されない場合は、是非一度プロの目で体の状態をチェックしてもらうと良いでしょう。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後は虫歯になりやすい?

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『産後の虫歯』について書いていきたいと思います(^O^)

 

出産を終えた後の体は大きなダメージを受けていますが、歯にもダメージが出てきてしまうのを知っています?

産後はもとより、妊娠中から妊婦の口腔環境は変化しており、それが原因となっています。育児で毎日が忙しく大変ですが、自分だけでなく赤ちゃんを虫歯から守るために、予防は欠かせません。

 

産後は虫歯だらけ!?

 

・妊娠中から口腔環境が変化

妊娠中から産後にかけて、口の中が酸性化し、酸性化は虫歯の原因となります。

また、妊娠によりホルモンバランスが崩れる、細菌が増殖しやすくなり、虫歯や歯周病の原因に繋がります。

そのほか、妊娠初期のつわりで、歯ブラシを口に入れることが気持ち悪くなり歯磨きをしなくなってしまう方もいます。

 

・産後のストレス

産後のストレスによって、虫歯の原因となる酸を中和する働きのある唾液の分泌が減ることで、虫歯になりやすくなります。

 

早めの治療を

 

産後は虫歯、歯周病の進行が早まることから、早めに歯科医に診てもらってください。

ただし、症状によっては治療に麻酔を使用したり、治療後に炎症などを起こす可能性があったりする治療は、産後1カ月以上をみて医師とも相談して進めてください。

 

産後の虫歯予防

 

★積極的にうがいを!

育児が大変、時間がない、など歯磨きができないときは積極的にうがいをして、虫歯の原因となる菌を洗い流します。

 

★キシリトール入りのガムを!

虫歯の原因にもなりかねる間食はさけ、そのかわりガムを摂ります。ガムをかむと唾液が出て口腔環境を整え、虫歯ができにくい環境を作ることができます。ガムはキシリトール入りにしましょう。

 

★朝イチの歯磨きは欠かさない!

起床時の歯磨きは忙しくても、欠かさないでください。眠っている間に口の中で虫歯の原因菌が増殖します。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、虫歯菌を口の中にもっていないので、虫歯のある大人と同じスプーンなどを使用したり、スキンシップで口と口のキスをしたりしても感染します。

だいたい3歳(乳歯の奥歯が生えてくるころ)までの間は、虫歯菌に感染しやすいので、両親や保護者のかたは虫歯予防に努めてくださいね。

 

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

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