産後コラム

産後は座り方に注意して「骨盤のゆがみ」を防ごう!

産後は特に骨盤ケアを熱心におこなうことが大切ですが、日々の生活のなかでも「座り方」が骨盤のゆがみに大きく関係していることをご存じですか?
そこで今回は、産後のママの体型戻しや骨盤のゆがみ改善の助けとなるよう、毎日の「座り方」についてお話ししていきたいと思います。

【産後に骨盤がゆがむ理由】

産後に骨盤がゆがむ理由は、妊娠・出産によりズレてしまった骨盤が元の位置に戻らず、子育てや家事で腰に大きな負荷をかけてしまうからです。
出産後、骨盤はすぐに元通りになるわけではありませんので、筋肉量の不足や無理な体勢での授乳・抱っこなどで骨盤が歪んでいってしまうケースが多くみられます。

【骨盤が歪むとこんな不調が・・・】

骨盤が歪んでしまうと、血流の低下などにより下記のような不調が生じてしまいます。
・腰痛
・冷え性
・むくみ
・体形の変化(お尻が大きくなってしまう)

【骨盤の歪みを防ぐ座り方】

産後は赤ちゃんの授乳や寝かしつけなど、同じ姿勢で座って過ごす時間も多くなってきます。
座り方に気を付けて、骨盤の歪みを防ぎましょう!

・「骨盤を立てる」ことを意識しよう!
骨盤への負担を軽減するには、骨盤を立てることを意識することが重要です。
骨盤を立てるとは、骨盤が前にも後ろにも倒れておらず、地面と垂直になっている状態のことを言います。
背筋を伸ばした際に、体重がお尻の真ん中にある坐骨に左右対称に乗っていることを意識してくださいね!

・横座りや足組みはNG
授乳や抱っこの際にはついつい横座りをしてしまいがちですが、横座りや足組みは骨盤の歪みの原因となるので避けましょう。
床に座る際はクッションなどを上手に活用してみてくださいね!

産後に気を付けたい!乳腺炎の予防法

産後に気を付けたい!乳腺炎の予防法

産後は赤ちゃんのお世話や家事でママの身体のケアは後回しにしてしまいがちですよね。
しかし、産後に身体のトラブルに悩まされる人は多く、ひどい場合は日常生活に支障をきたしてしまうケースもあるので注意が必要です。
そこで今回は、多くのママが悩まされる「乳腺炎」の予防法や対処法についてお話していきたいと思います。

【乳腺炎とは?】

乳腺炎になると、乳房の熱感や痛み・腫れ・風邪のような発熱・倦怠感などの症状があらわれます。
乳腺炎は乳腺に炎症が起きてしまっている状態で、産後3か月以内に起こりやすく、特に産後2~3週間で起こるケースが多いと言われていますが、授乳期間中はいつでも起こる可能性があるので注意が必要です。

【乳腺炎の原因とは?】

・母乳が詰まっている
授乳回数が少なかったり、赤ちゃんが上手におっぱいを飲めていない場合、母乳が詰まってしまうことがあります。

・乳管の詰まり
乳管が詰まって母乳が溜まってしまうことがあります。

・細菌
ママの皮膚や赤ちゃんの口から、細菌が乳管に侵入してしまうことがあります。

【乳腺炎の対処法】

一般的に乳腺炎の初期の場合は、赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことで症状が改善するケースが多くみられます。
しっかりと飲めるように、乳腺炎の症状が出ている側から先に授乳をするようにしましょう。
熱が下がらなかったり、授乳しても改善しない場合は専門機関を受診しましょう!
抗生剤や鎮痛剤・乳房マッサージなどで症状改善効果が期待できますよ。

【乳腺炎の予防法】

乳腺炎の予防は、日ごろから赤ちゃんに乳房内のおっぱいをしっかりと飲みとってもらうことが大切です!
そのために、赤ちゃんがしっかりと飲みとれるような正しい授乳姿勢を意識し、授乳間隔も空けすぎないように気を付けましょう!

産後の肌トラブル

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『産後の肌トラブル』について書いていきたいと思います(^O^)

 

産後は一日中育児に追われ、つい自分のことは後回しにしがちですよね。
ふと鏡をみるとシミができていた、肌がカサカサしているなどの肌トラブルを感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

産後に肌荒れが起こる原因

産後にシミや肌の乾燥、くすみやかゆみなど、さまざまな肌トラブルが起こる原因として、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。
出産を終えると、妊娠中に大量に分泌された女性ホルモンが一気に減少します。
みずみずしいお肌を保つ働きのある「エストロゲン」が減ってしまうことで、肌荒れが起こってしまうのです。
他にも生活リズムの変化やストレス、睡眠不足なども肌荒れの原因となっています。

 

産後の肌トラブルはいつまで続くの?

肌の乾燥やシミ・かゆみなどの肌トラブルが元の肌の状態に戻るまで、およそ半年から一年といわれています。
ですが忙しいからとそのままにしておくと肌の老化を早める原因にもなってしまうので、早めの対策が必要です。

 

肌トラブルを防ぐために

さまざまな肌トラブル、起きてしまうのは仕方ないとはいえこれ以上ひどくならないためにもしっかり対策をとって肌トラブルを防ぎましょう。

●スキンケアを見直してしっかり保湿しよう
一番の対策として、化粧水や美容液などでしっかり保湿をすることが重要です。
スキンケア用品は敏感肌向けの低刺激なものを選ぶようにしてください。
肌の乾燥を防ぐためにも、冬など室内が乾燥しているときは加湿器などで加湿するようにしましょう。

●栄養バランスのとれた食事を
育児の疲れやストレスから、つい軽く済ませたり甘いものだけを食べたりと栄養が偏っていませんか?
たんぱく質やカルシウムやビタミンなどを積極的に摂るようにして、肉や魚、大豆製品など三食しっかり栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
こまめな水分補給も忘れないでくださいね。

毎日の育児に追われ自分の身体には気がまわらないかと思いますが、肌の不調をそのままにして後で後悔しないためにも、しっかりと対策をとって肌トラブルを防いでいきましょう!

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の不眠について

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の不眠』について書いていきたいと思います(^O^)

 

赤ちゃんのお世話や家事で産後は一日中慌ただしく、夜も授乳でなかなか十分な睡眠がとれませんよね。

疲れているし眠いのになかなか眠れない、そんな不眠に悩むママさんも多いのではないでしょうか。

 

なかなか眠れない!不眠の原因について

 

産後に不眠になってしまう原因として、以下のようなことが挙げられます。

 

  • ホルモンバランスの変化

不眠になってしまう原因として、妊娠中のホルモンバランスの変化があります。

妊娠中は女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンがたくさん分泌され、産後に急激に減少します。

これにより不眠や肌荒れなどの体調不良を起こしてしまうのです。

 

  • 産後うつ

出産後から3か月間の間は、育児の緊張やストレスなどから産後うつになりやすいといわれています。

産後のさまざまな不安やストレス、生活リズムの乱れなどから不眠になってしまうこともあります。

 

 

産後の不眠を解消するための解消法

 

眠れない、どうしよう!と焦ってしまっても逆にそれがまたストレスとなり悪循環になってしまいます。

リラックスした気持ちで、以下の解消法を試してみてください。

 

  • こまめに少しずつでも眠るようにする

赤ちゃんが寝ているちょっとしたタイミングで、同じように少しずつでも睡眠をとるようにしましょう。

家事は後回しにしたり、旦那さんや家族にも協力してもらい、まずはご自身の身体を優先してリラックスした状態で休息をとってくださいね。

 

  • ストレスを溜め込まないようにしましょう

毎日育児や家事に追われているとついストレスも溜まりがちですが、完璧にこなす必要はありません。

料理の数を減らしたり、家電調理器などを使ってみたり、家事を手抜きしてみましょう。

旦那さんがお休みの日は赤ちゃんのお世話をお願いして、自分の時間を楽しむのもよいですね。

 

  • 軽く運動をする

軽いストレッチやベビーヨガなど適度な運動をすることで、疲労感が得られ質の良い睡眠へとつながります。

 

ママが元気でいられるためにも、ストレスをためずにリラックスした気持ちで育児を楽しめると良いですね。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の手足の浮腫みと痺れ 原因とは

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の手足の浮腫みと痺れ』について書いていきたいと思います(^O^)

 

産後の体調には様々な変化が付き物ですが、寝起きの手足が浮腫んでいる、痺れを感じた経験はありませんか?
加齢とともに指の節には老廃物が溜まりやすくなるものですが、朝起きた時に指が曲げられないほど浮腫んでいる時は要注意です。
手足の浮腫みと同時に顔色がくすんで見えたり、首のシワが深くなったりする場合の原因について考えてみましょう。

 

睡眠時に原因がある場合がほとんどです

眠っている時の姿勢が首や肩の血行を圧迫していると、血流が往来できずに手や顔で行き止まりになり浮腫みや痺れが発生します。
下半身も同様に、骨盤や股関節で血行不良を起こしていると寝起きなのに足が浮腫み痺れるようになります。
どちらも横になっている時に症状が強くなるのは、心臓やふくらはぎのポンプの役割が、横になっている時の方が働きにくいからです。

朝起きてから1~2時間で浮腫みや痺れが自然に改善される場合は、眠る時の姿勢や布団、枕を見直し、運動不足による血行不良を改善するための入浴や軽い運動の習慣を取り入れていくことが大切です。

 

寝起きから何時間経過しても症状が改善しない場合は

睡眠時の血行不良が原因で浮腫みや痺れの症状が出ていて、さらに起きている時も改善されない場合は、頚椎や腰椎、骨盤などの要所で骨格のバランスが崩れて定着してしまっている可能性があります。

産後は特に、妊娠中にお腹を支える反り腰や猫背の姿勢がそのままになっているだけではなく、その姿勢のまま頻回授乳が始まるので無理な体勢が続きます。
授乳の時間がある程度しっかり空くようになり、体調や周りのサポートが整ってきた段階で骨格を徐々に妊娠前に調整していけると、疲れも浮腫みも溜めにくい土台が作りやすくなるでしょう。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の股関節痛は自然におさまる?

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の股関節痛』について書いていきたいと思います(^O^)

 

妊娠初期から股関節や恥骨の痛みは多くの妊婦さんに見られる症状で、妊娠が進むにつれて症状が大きくなるケースもあればおさまるケースもあり、個人差があります。

妊娠中は骨盤を締めることができないため、ケアとしては妊娠時専用のガードルや腹帯で支えるのが一時的な対策としては効果的です。

 

では産後の股関節痛が長引く場合はどうケアしていくのが良いでしょうか?

 

骨盤が定着する産後約1年の間にケアをスタートしよう

 

回復が早い方でも産後2ヵ月は骨盤が安定しない実感があるでしょう。

半年も経過するとほぼ骨盤の位置が定まっていき、産後10ヵ月~1年でほぼ定着します。

この時期に骨盤の位置がズレたまま固定されてしまうと、骨盤を支える靭帯に負担がかかり、その周辺の神経が刺激されて股関節痛となります。

 

反対に言うと、この産後の間に徐々に骨盤のケアを取り入れられれば、骨盤の配置が柔らかく動かしやすい時期に調整をスタートできるので妊娠していない時よりも調整が早く進むメリットは大いにあります。

 

股関節痛を放置すると膝や腰に影響が出ることも…

 

妊娠とともに赤ちゃんの通り道が開きやすくなるように骨盤が緩むことで、股関節に負担がかかるのは一時的なものです。

しかし産後しばらく経過しても股関節痛が緩和されていない時は、骨盤が正常に定着していない可能性があります。

 

このままにしておくと、骨盤の高さに左右差ができて足の長さに違いが出るだけではなく、その左右差をカバーするために腰が歪んだり首が歪んだりします。

これらは最初のうちはコリや痛み程度で落ち着きますが、症状が進むと骨と骨の間にあるクッションが擦り減って手術が必要なヘルニアに発展することもあります。

 

産後の股関節痛がなかなか改善されない場合は、是非一度プロの目で体の状態をチェックしてもらうと良いでしょう。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

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産後は虫歯になりやすい?

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の虫歯』について書いていきたいと思います(^O^)

 

出産を終えた後の体は大きなダメージを受けていますが、歯にもダメージが出てきてしまうのを知っています?

産後はもとより、妊娠中から妊婦の口腔環境は変化しており、それが原因となっています。育児で毎日が忙しく大変ですが、自分だけでなく赤ちゃんを虫歯から守るために、予防は欠かせません。

 

産後は虫歯だらけ!?

 

・妊娠中から口腔環境が変化

妊娠中から産後にかけて、口の中が酸性化し、酸性化は虫歯の原因となります。

また、妊娠によりホルモンバランスが崩れる、細菌が増殖しやすくなり、虫歯や歯周病の原因に繋がります。

そのほか、妊娠初期のつわりで、歯ブラシを口に入れることが気持ち悪くなり歯磨きをしなくなってしまう方もいます。

 

・産後のストレス

産後のストレスによって、虫歯の原因となる酸を中和する働きのある唾液の分泌が減ることで、虫歯になりやすくなります。

 

早めの治療を

 

産後は虫歯、歯周病の進行が早まることから、早めに歯科医に診てもらってください。

ただし、症状によっては治療に麻酔を使用したり、治療後に炎症などを起こす可能性があったりする治療は、産後1カ月以上をみて医師とも相談して進めてください。

 

産後の虫歯予防

 

★積極的にうがいを!

育児が大変、時間がない、など歯磨きができないときは積極的にうがいをして、虫歯の原因となる菌を洗い流します。

 

★キシリトール入りのガムを!

虫歯の原因にもなりかねる間食はさけ、そのかわりガムを摂ります。ガムをかむと唾液が出て口腔環境を整え、虫歯ができにくい環境を作ることができます。ガムはキシリトール入りにしましょう。

 

★朝イチの歯磨きは欠かさない!

起床時の歯磨きは忙しくても、欠かさないでください。眠っている間に口の中で虫歯の原因菌が増殖します。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、虫歯菌を口の中にもっていないので、虫歯のある大人と同じスプーンなどを使用したり、スキンシップで口と口のキスをしたりしても感染します。

だいたい3歳(乳歯の奥歯が生えてくるころ)までの間は、虫歯菌に感染しやすいので、両親や保護者のかたは虫歯予防に努めてくださいね。

 

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

産後の骨盤矯正

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の骨盤矯正』について書いていきたいと思います(^O^)

 

出産時に頑張ってくれた骨盤に対して、出産後

 

もとに戻れるケアをしたい!

骨盤矯正を受けたい!

 

と考えるかたは多くいらっしゃいますが、いつ頃から骨盤矯正をスタートしていいか知っていますか?

 

いつ頃からOK?

 

★骨盤矯正の効果が出やすいのは産後2か月~6か月

年月が経ってからだと、その間に生活習慣からくるクセに身体が慣れて変化が起こりづらく時間がかかる場合も。

そのため産後産後2か月目から通い始めるのがよいタイミングでしょう。

 

産後2か月~6か月

 

これは、素早く出産前の身体へと戻りやすい期間です。

骨盤には、「仙腸関節」という、普段はほぼ動かないと関節があります。いくつもの靭帯で強固に固定されていて、骨盤内の内蔵を守り、腰の骨と股関節の中継点として安定させる役割を担っています。

いよいよ赤ちゃんが出てこようとするときに、その通り道を開けるために普段数ミリしか動かないのを、数十センチまで広げるのです。この時、リラキシンというホルモンが作用して靭帯を緩めるために、このように広げることができるのです。

産後、リラキシンの分泌は徐々に減り、緩くなった靭帯は約半年かけてもとに戻ります。

このまだ柔らかい期間:6か月を利用して、骨盤を矯正していくことがオススメです。

 

産後の骨盤矯正の利点

 

産後起こりうる問題を軽減するためにも筋肉だけでなく、骨組みを正せば根本から体質改善が可能です。産後に腰痛を引き起こしたり、授乳による肩こり、歩行時の膝の痛みに悩んだりするかたも多いですが、このような症状を少しでも予防することができます。

産後の次にやってくる育児では、前かがみの動作が多く、緩んだ状態でストレスをかけ続けるために、体型崩れが生じます。その体型で長い間生活を続けると、膝や腰への負担が増え、猫背、反り腰や、腰痛、肩こり、膝の痛みなどへとつながってしまいます。

 

 

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実際にみんなどうしてる?産後の体型の変化と戻すタイミング

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の体型の変化と戻すタイミング』について書いていきたいと思います(^O^)

 

妊娠中、そんなに食べていないのに体重が増えて悩まれた方も多いのではないでしょうか。

普段なら少し運動を増やしたり食べる量を調整したりするだけで体重をコントロールできても、妊娠中はなぜかコントロールが難しくなるものです。

体型が変化しやすい原因の一つに「浮腫み」が考えられます。

 

ではこの浮腫み、産後は解決されるものなのでしょうか?

 

浮腫むと太るは意味が違う!

 

妊娠初期が一番体調の変化が著しく、つわりをどう乗り越えるかが最初の難題だったのではないでしょうか。

吐き悪阻が重症の場合は入院して脱水が起きないように点滴をして過ごさなければならないのですが、自宅にて日常生活を送りながら「食べても吐いてもいないのに体重が増える」ひたすら吐き気と戦うつわりを経験された方も多いと思います。

 

この時体内で起きている変化は妊娠時特有の「水分を溜め込む」作用によるものです。

羊水を増やすためには必要な変化であり、普段より食べても飲んでもいないのに体重だけが増えて感じます。

水分を溜め込む上に運動量が減り、老廃物が溜まりやすくなった場所が太ったように錯覚しますが、妊娠中は太っているのではなく浮腫んでいるのが実際のところです。

 

産後に体型を戻すには老廃物を出すことから

 

このように考えると、妊娠中に太る人と太らない人の違いがおわかりいただけるのではないでしょうか。

つまり浮腫みが起きにくい人は体型の変化が少なく産後の体型戻りが早く、浮腫みやすい体質の人は体型を戻すのにある程度時間がかかるといえます。

 

体重が増えやすかった方は、授乳が始まる頃から水分を摂取するタイミングや飲むものに気を付けて、老廃物を出していくことを心がけましょう。

特に食事中にたくさんの水分を摂ると消化液が薄まって浮腫みが続きますので、空腹の時にノンカフェインの飲み物や炭酸水でこまめに水分補給すると良い循環が生まれます。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

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産後の抜け毛は必ず起こる?

著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

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本日は『産後の抜け毛』について書いていきたいと思います(^O^)

 

妊娠が判明した時から出産を終えるまで、予期せぬマイナートラブルが数多く押し寄せては解決しないまま次のトラブルに悩まされ、本当に心身ともに疲弊することも多かったことでしょう。

無事出産を終えられて一安心ですね。おめでとうございます。

 

ではここからは産前のお悩みとはまたタイプの違う、産後によく起こる体の変化について考えていきたいと思います。

 

妊娠中に体に起きる変化にはどんなものがある?

 

妊娠中は体の色素が濃くなり、シミ・ソバカス、正中線(お臍を通るようにお腹の真ん中に浮かび上がる線や体毛のこと)などが目立つようになります

正中線で考えるとわかりやすいのですが、これはもともと私たち誰もが持っている細胞分裂の名残と言われていて、妊娠中でもない限り浮かび上がることはありません。

 

「色素が濃くなる」と並んで妊娠中に目立つ体の変化の一つに「体毛が濃くなる」というものがあります。

 

実はこの体毛が濃くなるという変化、厳密に言うと毛が増えているのではなく抜ける量が減りターンオーバーが保留にされるという現象が起きているのはご存知でしたか?

妊娠中は体の毛に加えて、髪の毛も抜ける量が減って全体的にボリュームが増していきます。

 

抜け毛のメカニズムとは?

 

さて、体毛や髪の毛が濃くなっていたところから一転、出産を機にホルモンバランスが通常モードに戻されます。

そこで今まで抜けていなかった毛が一気にターンオーバーのサイクルに乗せられ、目に見える毛量の変化が起きるようになり、抜け毛が多いような気がしてストレスを感じます。

 

ホルモンバランスが緩やかに戻る方もいれば一気に戻る方もいて、抜け毛の量やタイミング、抜ける場所にも個人差があります。

 

一番大切なのは、それだけ出産という大仕事には体の変化が付き物であると本人も周囲も温かい目で理解することではないでしょうか。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

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