産後コラム

産後の恥骨痛は解消できていますか?

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著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『産後の恥骨痛』について書いていきたいと思います(^O^)

 

骨盤を構成する骨の一つに「恥骨」があります。出産時に恥骨が左右に開くことで痛みが出ることがありますが、産後も恥骨周辺の痛みが続く場合は、どうしたら良いでしょうか?

 

まずは、その原因を見ていきましょう!

 

恥骨痛の主な原因

 

恥骨は左右に1つずつ存在し、骨盤の前側で軟骨(靭帯)に繋がっています。

お産が近づいた妊婦さんや産後の女性などは、時折、恥骨痛を感じることがあります。この恥骨痛は、左右の恥骨をつないでいる「恥骨結合」が開くことによって起こる症状です。

 

恥骨結合は通常は閉じているのですが、お産の間際やその最中には「リラキシン」とい うホルモンが分泌され、関節や靱帯を緩ませます。このように産みやすい状態を作っていくため、恥骨は緩みやすくなっています。

左右の恥骨間の距離はもともと2~3mmですが、産道を通る赤ちゃんの頭に押される事もあり、出産直後は7~8mmほどにまで広がってしまいます。

妊娠中もホルモンの分泌により、少しずつ繋ぎ目が開いていきますが、出産時には普段の倍以上にまで急激に開いて骨盤の中を赤ちゃんが通っていけるようにするので、その際に靭帯が傷つき、痛みを起こすのです。

 

産後数日は激痛が走ることも!?

 

産後の恥骨痛については、個人差もありますが、出産直後から3日間程は「痛みが激しいので歩くのも辛い」「ベッドの上で寝返りすることも難しい」という方もいます。

産後1ヶ月~3ヶ月ほどで自然と元に戻り痛みも消えていく方がほとんどですが、まれに骨のつなぎ目が大きく離れすぎたために、骨と骨とをつなぐ靭帯、その周辺組織も大きなダメージを受け、長期間にわたって強い痛みが残るケースもあります。

こうした場合は、治療が遅れると痛みが残ってしまい、その後の生活に支障をきたす恐れもあります。痛みを感じた場合は我慢せず相談しましょう。

 

産後の恥骨痛にはどう対処する?

 

できれば数日間、なるべく安静にし、痛みを悪化させないよう気を付けましょう。

産後は身体を支えるだけでも負担がかかる上に、立ったままの赤ちゃんを抱っこしたり、揺するなどの動作は余計な負荷がかかってしまうので、なるべく避けて過ごしましょう。

寝る際には仰向けになって、膝を少し立てられるようにバスタオル等を丸めたものを膝の下に入れるのがオススメです。横向きで眠りたい場合は、両膝の間にバスタオル等を挟んで眠ると良いでしょう。

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

産後の骨盤矯正について詳しくはこちらをご覧ください。

 

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