産後コラム

産後の恥骨結合離開と尿漏れ

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著者:院長須崎章博

わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『産後の恥骨結合離開と尿漏れ』について書いていきたいと思います(^O^)

 

 

産後の恥骨結合離開と尿漏れ

 

骨盤のひとつである恥骨結合は強い靭帯で引っ張られており普段は離れることはないのですが、妊娠・出産、運動不足、過度のトレーニング、加齢、骨盤に無理のある歩き方などを理由に離れてしまうと、恥骨結合乖離となり痛みやトラブルが発生することがあります。

 

尿漏れの原因が尿道括約筋の劣化か恥骨結合乖離?

 

妊娠も後期になると、膀胱が子宮に圧迫されて尿漏れを経験する妊婦さんが90%を超えると言われています。

この時期の尿漏れは、くしゃみや咳をしたり立ち上がったりするだけでもありますから、尿漏れパッドなどを活用して上手に付き合うしか方法はありません。

 

その後出産を経て尿漏れが続く原因には、単純に尿の排出を促す・止める作用をする「尿道括約筋」が衰えたこと、あるいは出産で離れた恥骨が産後も離れたままになっている可能性が。

 

トイレで排尿をする時に、出したり止めたり力を調節すればコントロールできるなら、尿道括約筋にはまず問題ないでしょう。

 

産後半年~8ヵ月以上経過しても尿漏れが改善されない時は

 

産後1ヵ月近くも安静にしていることはなかなか難しいとは思いますが、出産により緩まる靭帯が再度引き締まるのにある程度時間がかかりますから、尿漏れをはじめとする産後のトラブルを減らすためには骨盤に無理をかける時間を減らすことが大切です。

 

産褥ベルトは骨盤を締めるために推奨されており、どのような病院・産院でも産後に使用されています。

本当の意味では、骨盤を締めるのではなく骨盤を締める力が靭帯に取り戻せるまでの支えになる、という理由です。

この骨盤がもとに戻る期間を経ても恥骨痛や尿漏れが改善されない場合は、恥骨結合乖離が起きている可能性があると考えて早めにケアするようにしましょう。

 

 

わかば整体院では産後ケアに特化した骨盤矯正を行なっております。

 

産後の骨盤矯正の詳細はこちらをご覧ください。

 

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