産後コラム

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【驚きの変化!】産後3ヶ月の尾骨痛が軽くなった!骨盤矯正で座れるようになった秘密とは…

はじめに

 

「産後、座るだけで尾骨が痛い」「授乳するたびに腰がつらい」

そんな声を耳にすることが増えています。

 

今回は、大府市在住の20代女性・佐藤さん(仮名)の実際のケースをご紹介します。



出産から3ヶ月が経っても尾骨痛が続き、整形外科では「異常なし」と言われたものの、日常生活や育児に支障をきたしていました。

出産を経た体は、骨盤だけでなく全身のバランスが大きく変化します。



だからこそ、「骨盤を整える」だけでなく、体幹や呼吸の連動を回復させることが大切です。

この記事では、産後の骨盤矯正でどのように尾骨痛が和らいでいったのかを詳しくお伝えします。

 

目次

 

1.出産後に続いた尾骨痛と腰の不調

2.レントゲンでは見つからない「尾骨前屈」という原因

3.骨盤矯正に欠かせない呼吸と筋肉の連動

4.肋骨・骨盤・姿勢を整える整体アプローチ

5.座るのが怖くなくなった!産後ママの変化

 

 

1.出産後に続いた尾骨痛と腰の不調

 

佐藤さん(仮名)は大府市にお住まいの20代女性。

初めての出産で、赤ちゃんがなかなか下りず、会陰切開を行いました。

 

妊娠中から腰痛が強く、特に妊娠7ヶ月頃には「起き上がるのも大変」なほど。

そして出産後すぐに、座ると尾骨に激痛が走るようになりました。

 

「授乳やおむつ替えのたびに尾骨が痛くて、立ったまま過ごしていました」

と語る佐藤さん。

 

さらに、

 

  • 抱っこによる腰の痛み

  • 産後の尿漏れ

  • 授乳中(ほぼ完母)で生理未再開

 

など、典型的な産後の骨盤バランスの乱れが見られました。

整形外科で尾骨のレントゲンを撮っても「骨に異常なし」と言われ、途方に暮れていたタイミングで、わかば接骨院・整体院へLINE相談をいただきました。

 


2.レントゲンでは見つからない「尾骨前屈」という原因

 

初回の評価では、**尾骨が前方向に倒れる「前屈」**が確認されました。

この尾骨前屈があると、座った時に椅子からの圧力が尾骨に集中し、強い痛みを感じやすくなります。

 

尾骨痛(びこつつう)は、レントゲンでは映らない筋膜の癒着や骨盤底筋の緊張が関係していることが多いのです。

佐藤さんの体を詳しく見てみると、

 

  • 尾骨周囲に強い圧痛

  • 骨盤の後傾(猫背姿勢)

  • 呼吸が浅く肋骨が開いたまま

  • 腹直筋離開(約3cm)

 

という状態でした。

つまり、妊娠・出産を通して体幹の支えが弱まり、骨盤が安定していないことが痛みの根本原因でした。

加えて、肋骨が閉じず横隔膜や骨盤底筋が連動しないため、尾骨への負担が強くなっていたのです。

 

 


3. 骨盤矯正に欠かせない呼吸と筋肉の連動

 

初回の施術では、尾骨周囲の筋緊張をやさしく緩め、前に倒れた尾骨を正しい位置(後屈方向)に戻しました。

 

施術後には、

「座っても少し楽になった気がします」

と笑顔を見せてくれましたが、2〜3日後には再び痛みが戻ってきました。

 

再評価を行うと、尾骨の可動性は良くなっていましたが、その位置を支える筋肉が働いていないことが分かりました。

特に弱っていたのは、

 

  • 内転筋(太ももの内側)

  • 大腰筋(深層の姿勢筋)

 

この2つは、骨盤や尾骨を下から支える重要な筋肉です。

うまく働かないと、せっかく整えた骨盤の位置が保てません。

 

さらに、肋骨が開いたままだと呼吸のたびに骨盤が連動せず、体幹の安定が失われます。

そのため、骨盤矯正では「骨を動かす」だけでなく、呼吸・姿勢・筋力の連動を整えることが必要なのです。

 

 


4. 肋骨・骨盤・姿勢を整える整体アプローチ

 

2回目以降の施術では、より全身の連動を意識しました。

実際に行ったのは以下の通りです:

 

  • 仙腸関節の可動性を調整

  • 尾骨と骨盤底筋のバランスを整える

  • 内転筋を活性化させる筋トレ

  • 肋骨を閉じるための呼吸法の練習

 

また、猫背気味の姿勢も尾骨への負担を増やしていたため、胸椎の可動性を改善し、姿勢からもサポートしました。

3回目(初回から約3週間後)には、
尾骨の「ブチッ」という違和感が消え、痛みが軽減。

 

「座るときの恐怖感がなくなってきました」

と話されていました。

 

この頃から、育児の合間にもできるインナーユニットトレーニングをスタート。

赤ちゃんを抱きながらでもできる呼吸法を練習し、無理なく続けられるように工夫しました。

 

 


5. 座るのが怖くなくなった!産後ママの変化

 

初診から約2ヶ月(8回目の施術)を迎える頃には、尾骨痛はほとんど気にならない状態に。

さらに、肋骨が閉じてきたことでウエストラインに自然なくびれができ、

 

「履けなかったパンツが履けるようになった」

という嬉しい変化も見られました。

 

10回目(約3ヶ月後)では、

 

  • 座って授乳ができる

  • 抱っこしても腰がつらくない

  • 姿勢が自然にまっすぐ保てる

 

と話され、明るい笑顔が印象的でした。

 

「以前は座るのが怖くて、立って授乳していたんです。

今はゆっくり座って赤ちゃんに向き合えるのが嬉しいです。」

 

産後の不調は、「骨盤の歪み」だけでは説明できません。

 

肋骨・横隔膜・骨盤底筋・姿勢など全身のつながりを整えることが、尾骨痛の軽減や体の安定につながります。

 

 

補足:整形外科や他の整体との違い

 

産後の尾骨痛でお悩みの方の中には、「病院と整体、どちらがいいの?」と迷う方も少なくありません。

そこで、**わかば接骨院・整体院(大府市)**と他の施術機関を5つの視点から比較しました。

 

項目 病院・整形外科 一般的な整体 わかば接骨院・整体院
検査・評価方法 レントゲンやMRIなどで骨の異常を確認。筋肉や姿勢までは評価されにくい。 目視や触診中心で、全身のつながりまでは見られにくい。

姿勢・筋膜・呼吸を総合的に評価。

産後特有の体の変化を丁寧に見極める。

施術内容 電気療法・湿布・薬などで一時的な痛みを軽減。 マッサージ中心でリラクゼーション目的。

骨盤・肋骨・尾骨を含め全身調整。

呼吸・体幹の連動まで整える産後専門整体。

指導・アフターケア  「安静に」と言われることが多く、自宅ケアは少ない。 ストレッチ程度で終わることが多い。 呼吸法・姿勢改善・インナートレーニングを個別に指導し、育児中でも実践できる内容。
託児・環境面 託児サービスなし。  ベビーベッドが置いてある程度で集中しづらい。

保育士在籍・無料託児付き。

キッズルーム完備で安心して施術に集中できる環境。

施術者の特徴  医師や看護師中心で、女性施術者は少ない。 男性施術者が多く、産後ケアに慣れていない場合も。

女性施術者多数在籍。

産後特有の悩みに寄り添い、安心して相談できる体制。

 

わかば接骨院・整体院では、「なぜ痛みが出ているのか」を一人ひとりの体から丁寧に探り、

産後の回復を支える骨盤矯正と体幹づくりを行っています。

 

 

まとめ

 

今回の佐藤さん(仮名)のケースでは、産後3ヶ月の尾骨痛があり、座ることすら難しい状況でした。

しかし、骨盤矯正と体幹エクササイズを続ける中で、少しずつ座れるようになり、育児も快適に過ごせるようになりました。

 

この経験から分かるのは、

「骨盤を整えるだけでは足りない」ということです。

 

肋骨・呼吸・筋肉の連動を取り戻すことで、尾骨への負担が減り、自然と体が安定していきます。

出産を頑張った体は、焦らずゆっくりと整えていくことが大切です。



もし同じように「座ると尾骨が痛い」「授乳がつらい」と感じている方がいれば、

一人で悩まず、ぜひご相談ください。

 


産後の尾骨痛・骨盤矯正なら

📍大府市共和駅前 徒歩1分|わかば接骨院・整体院

 

 

※執筆者:院長 須崎 章博
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