産後コラム

周囲に迷惑も!産後ハイに注意!

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わかば整体院院長の須崎です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は『周囲に迷惑も!産後ハイに注意!』について書いていきたいと思います(^O^)

 

そのハイテンション…産後ハイかも!

 

子どもを産むと女性の体には大きな変化が起こりますが、体の症状だけでなく精神的な面でも出産前とは違う状態になる事があります。

 

出産後にやたらテンションが高くなっている人を見かけたことはありませんか?

 

「子供を産むという大仕事をしたんだから喜ぶのは当然じゃない?」「テンションが高くて明るいんだから暗いよりは良いでしょう。」という意見もありますよね。

 

もちろん、子供が生まれるのはとても喜ばしいことですし、出産は人生で最大の幸せを感じられるイベントとも言われているのでテンションが高くなるのも当たり前かもしれません。

 

しかし、そのハイテンションが長く続いたり、異常なほど高いテンションだと周囲の人に迷惑がかかることもありますし、何よりも産後の体に大きな負担がかかります。

 

こんな症状があったら産後ハイかも!

 

産後ハイは、テンションが高く元気という点以外に目立った問題点が見つからないため、周囲も本人も産後ハイになっていることに気付かないことが多々あります。

 

次の項目にあてはまるものがあれば、産後うつになっている可能性が高いです。

 

◆子供を産んだ喜びを誰にでも話す

 

出産が喜ばしい出来事なのは確かですが、その喜びを爆発させて友人や知り合いに話し続けるのは周囲に不快感を与えることになり兼ねません。

 

聞かれれば話せばよいですが、冷静さを失わないようにしましょう。

 

◆出産の苦労や子育ての大変さをしつこいくらいに話す

 

出産の苦しみ・痛み、子育ての悩みなどを誰かに話すのはストレス発散のためにも必要です。

 

ただし、会うたびにそのような話ばかりをしていると自慢しているようにも聞こえてしまい、聞いている方もうんざりしてしまうので注意してください。

 

◆眠れないもしくは眠りが浅い

 

産後ハイの大きな特徴として、体の興奮状態がおさまらず不眠状態になるケースが多いです。

 

また、赤ちゃんの将来や子育てについて悶々と悩んでしまい眠りが浅くなってしまいます。

 

このような状態が続くと、子育てはもちろん普段の生活もままならなくなる恐れがあります。

 

◆子供の名前をキラキラネームにする

 

子どもの一生を左右することになるかもしれない名づけですが、産後ハイでテンションが高く冷静な判断ができない時に名前を付けると、後から「あれ?」と思うような名前を付けてしまう恐れがあります。

 

◆じっとしていることができない

 

産後すぐに家事を頑張ったり、赤ちゃんを連れて出かけたりアクティブに動き回ってしまう人がいます。

 

出産後は体が疲れ果てているはずなので、しっかり休ませなければ回復が遅れてその後の体調不良に繋がります。

 

じっとしていることができなかったり、周りから「休みなさい」と指摘されたら産後ハイになっている可能性を考えましょう。

 

◆他人に子供を産むことを周囲に勧める

 

自分の経験を語り、未婚の人や子供がいない人に子供を産むことを勧めるのはいけません。

 

世の中には、子どもが欲しくてもできない人もたくさんいるので、その人を傷つけてしまう事があります。

 

産後ハイの間にこのような行動を繰り返し、気が付いたら周りの友達がみんな離れていたという事もあるのです。

 

 

産後ハイになるのはどうして?

 

産後ハイになる理由は大きく分けて「ホルモンバランスの変化」と「妊娠出産による体の変化」「睡眠不足や育児の疲労」の3つです。

 

まず、「ホルモンバランスの変化」について。

 

女性の体は妊娠することで変化することは皆さんご存知だとは思いますが、その中でもエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが急激に増加し、出産に向けてどんどん増えていきます。

 

そして出産が終わると同時にこれらの女性ホルモンが一気に減少します。

 

このようにホルモンの増減が激しくなるとその影響を受けて、自律神経が乱れて極度の興奮状態になり、結果的に産後ハイになってしまうのです。

 

このホルモンバランスの乱れによる自律神経の変化は産後うつを引き起こすこともあります。

 

続いて、「妊娠出産による体の変化」も産後ハイの原因のひとつです。

 

妊娠すると赤ちゃんの成長に伴って子宮が大きくなり、外見的にもお腹も膨らんでいきます。

 

さらに、筋肉の付き方や骨盤の形も変化し出産が終わると徐々に元の体型に戻っていきますが、この体の大きな変化がお母さんの精神状態を不安定にし、産後ハイに繋がる恐れがあります。

 

そして妊娠中の悪阻や体型の変化によって熟睡できなかったり、産後の育児で眠れない日々が続くと睡眠不足が原因で脳が興奮状態になって産後ハイの原因になってしまいます。

 

 

産後ハイは産後うつの危険がある

 

一見、元気そうに見える産後ハイですが、産後ハイをそのまま放置しておくと産後うつになってしまう危険性が潜んでいるのです。

 

なぜなら、産後の女性の体は疲れ切ってボロボロになっているので、ある程度休憩をして体を休めなければいけないのですが、産後ハイになっていると脳が興奮状態なのでやたら元気に動き回ってしまいます。

 

すると次第に体も心も疲労が溜まってしまい、突然電池が切れたようにうつ状態になってしまう事が少なくありません。

 

子どもが生まれたことで喜びを爆発させているお母さんや、まじめすぎる性格の人はこのような事態に陥りやすいので注意が必要です。

 

産後ハイを防ぐためには

 

産後ハイは、自覚することが難しいので周囲の人が気付いて指摘してあげることが重要です。

 

産後ハイを防ぐために最も心掛けるべきことは、無理をしないという事です。

 

産後ハイになっていると、疲労感や痛みを感じにくくなっているため頑張り過ぎていることに気が付かず体が悲鳴を上げるまで無理をしてしまいます。

 

出産後の体は疲れているという事を自覚し、本人が分かっていない場合は周囲が指摘してあげて、体を休ませるよう促してあげましょう。

 

また、子供の名前ですが出産前に名前を考えておくことをおすすめします。

 

どうしても出産後は子供が生まれた喜びで、冷静な判断ができなくなっているため、落ち着いて考えられる時に名前を考えておきましょう。

 

そして、出産をすると生活が子ども中心になってしまうのは仕方がないことではありますが、趣味を楽しんだり一人になる時間を作ることが大切です。

 

このような時間を取ることで、育児を楽しむこともできますしストレスに潰されてしまう可能性も低くなります。

 

「自分1人で頑張らなくちゃ!」と考えてしまわず、周囲に相談したり素直に甘えたりしてください。

 

出産前に、産後ハイや産後うつの可能性・症状について話し合っておくことで家族も周りの人もサポートしやすくなります。

 

 

わかば整体院では産後のお悩みに特化した施術をしております。

 

詳細はこちらをご覧ください。

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