産後コラム

産後、大尻になる原因

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【妊娠~産後、身体の変化】

 

あるアンケート調査で、出産後に体型が変化した、と回答したお母さんがなんと約7割という結果が出ました。

 

産後の体型変化はそれだけ身近であり、多くのお母さんに共通した悩みであることを表しています。

 

では、妊娠中から産後にかけて、お母さんの身体はどのように変化していくのでしょうか?

 

妊娠=お腹が大きくなる、これはすぐに想像できますよね。

 

妊娠中は赤ちゃんを外の衝撃から守るため、脂肪がつきやすくなります。

 

そして、当然ながら体重もどんどん増えていきます。

 

骨盤は出産に備えてゆるんで開いていくので、体型が大きく崩れます。

 

産後、体重はすぐにストンと落ちた、と実感する人は多いですが、問題なのは体型がもとに戻らないことです。

 

妊娠前と大きく変わってしまった自分の体型にあせりを感じ、とくに「お尻が大きくなってしまった」ことを嘆いている人も少なくないでしょう。

 

それでは、なぜ産後はお尻が大きくなってしまうのでしょうか。

 

【大尻は骨盤のゆがみが影響している?】

 

大尻には、ずばり骨盤のゆがみが関係しています。

 

出産時、赤ちゃんが出てきやすいように骨盤の下の方がとても広がります。

 

これは、「リラキシン」という女性ホルモンの作用によって起きます。

 

通常は、逆三角形型をしている骨盤ですが、産後は台形のような形に変化します。

 

本来であれば、産後は「リラキシン」の分泌が終わって自然と骨盤が締まり、時間をかけてもとの形に戻っていくはずです。

 

しかし、骨盤まわりの筋肉を弱ったまま放置していると骨盤がうまく締まらないので、ゆがんだ状態で固定されてしまいます。

 

これが、四角く下に垂れた大きなお尻の原因となるのです。

 

【骨盤がゆがむNGな行動】

 

育児に追われ多忙な毎日を過ごすなかで、知らないうちに骨盤がゆがむ行動を取ってしまっていることがあります。

 

どのような行動が骨盤にとって悪影響を与えるのでしょうか?

 

○授乳時の姿勢

 

授乳をするときの体勢が、骨盤をゆがませる原因になってしまうことがあります。

 

産まれたばかりの赤ちゃんの体重はおよそ3kgで、けして重いわけではありません。

 

しかし、母乳またはミルクのどちらにしても、片手で赤ちゃんを抱っこして前かがみになり、さらに腰をひねった格好になります。

 

また、特に新生児のうちは赤ちゃんもうまく飲めず疲れてしまうので、数分飲んだだけで寝てしまうことがあります。

 

少量飲んだだけで満足できていない赤ちゃんは、またすぐに起きてお腹がすいた、と訴えるので頻回授乳になりがちです。

 

骨盤に負荷がかかる授乳を1日のうちに何度も繰り返していれば、骨盤のゆがみを悪化させることは避けられません。

 

○いつも同じ方の手で荷物を持つ

 

赤ちゃんが産まれる前は、小さなバッグ1つだけを持って外出していた人も、赤ちゃんと一緒に出かけるようになれば、いままでと同じというわけにはいきません。

 

コンパクトにまとめようと思っても、オムツや着替え、ミルクなど最低限の準備は必要です。

 

特に最初のうちはお母さんも勝手がわからないため、どうしても多めに用意したくなるので荷物が増えてしまいます。

 

しかし、赤ちゃんの荷物で重くパンパンになったバッグでも、無意識に持つと、つい同じ肩ばかりにかけていませんか?

 

重いバッグをいつも同じ方で持つ癖があると、片方ばかりに負荷がかかってしまい、骨盤をゆがませることになります。

 

○横向きの体勢で寝る

 

昼も夜も関係なく、産後のお母さんは赤ちゃんにつきっきりで、24時間体制でお世話をしています。

 

こま切れの睡眠しか取れていないお母さんはとにかく眠い!のひと言につきるのです。

 

そんなときは起き上がることもおっくうで、赤ちゃんの隣に寝たままで授乳したり、ぐずる赤ちゃんをあやすことがあります。

 

極限に眠い状態が続いているお母さんは、横を向いたままで気づいたら眠っていた、ということが多くあります。

 

これもまた、骨盤に負担をかけてしまう体勢のひとつです。

 

【大尻は骨盤矯正で改善できる?】

 

大尻は見た目だけの問題ではなく、腰痛を引き起こしたり、婦人系の病気につながったりと良いことはひとつもありません。

 

お母さんを悩ませる、そんな産後の大きなお尻。

 

その原因の多くはゆがんだ骨盤にあります。

 

ということは、骨盤のゆがみを治して正しい位置に戻せば、お尻の形も出産前のきれいな形に戻せると言えます。

 

セルフケアの方法としては、骨盤をひきしめるベルトやガードルなどの補正グッズがあります。

 

補正グッズはいまや、店舗にたくさんの種類が置いてあります。

 

また、ネットショップなどでも購入可能で、しかも身に着けるだけ、と手間もかからないので気軽に試すことができます。

 

しかし、間違った方法で行なってしまうと改善どころか、かえって悪化させてしまうこともあるので十分に気をつけなければなりません。

 

お尻を小さくするには、骨盤のゆがみ、傾き、開き具合、さまざまな角度からのチェックが必要です。

 

確実に効果をあげたい場合は、プロによる施術をおすすめします。

 

産後の骨盤矯正の詳細はコチラをご覧ください。

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