産後コラム

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【驚きの変化!】帝王切開後のぽっこりお腹と腰痛が楽に…!産後骨盤矯正で気づいた体の本当のつながり

はじめに

 

「産後4ヶ月たってもお腹がへこまない…」

「帝王切開の傷がピリピリして、抱っこするのがつらい…」

 

そんな悩みを抱えてご来院されたのが、東海市在住の30代女性・丸山さん(仮名)です



丸山さんは初めての出産
で帝王切開(縦切り)を経験されました。出産から4ヶ月が経っても、傷口のつっぱり感やぽっこりお腹、腰痛、そして尿漏れといった不調が続いていたそうです。

実はこうした症状は、帝王切開による筋力の低下や骨盤の不安定さ、さらに「腹直筋離開」などが関係していることが多くあります。

今回は、産後骨盤矯正を通じて体のつながりを取り戻していった丸山さんのケースをご紹介します。

 

目次

 

  1. 帝王切開後に起きやすい体の変化とは?

  2. ぽっこりお腹・腰痛・尿漏れの意外な共通点

  3. 帝王切開の「傷跡ケア」と「肋骨矯正」で見えた変化

  4. 徐々に体が変わっていった12回の施術経過

  5. 同じ悩みを持つ産後ママへ伝えたいこと

 

 


1. 帝王切開後に起きやすい体の変化とは?

 

丸山さんは出産時、微弱陣痛が2日続いた後に赤ちゃんの心拍が低下し、緊急帝王切開になりました。

手術自体は無事に終わりましたが、産後4ヶ月経っても「お腹の違和感」「腰の重さ」「尿漏れ」が続いていました。

帝王切開では腹部の筋肉を切開するため、腹直筋(お腹の正面の筋肉)の機能が低下しやすくなります。

特に縦切りでは、腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)と呼ばれる、左右の腹筋が開いた状態が起こりやすいです。

腹直筋離開が起こると、お腹に力を入れても支えが効かず、

 

  • 内臓が前方に押し出され「ぽっこりお腹」になりやすい

  • 腰を支える力が弱まり「腰痛」を感じやすい

  • 骨盤底筋の働きが低下し「尿漏れ」が起こりやすくなる

 

といった変化が連鎖的に起きてきます。



つまり、帝王切開による筋機能の低下が全身バランスに影響していたのです。

 

 


2. ぽっこりお腹・腰痛・尿漏れの意外な共通点

 

検査の結果、丸山さんには明らかな腹直筋離開が確認できました。

加えて以下のような状態がみられました。

 

  • 肋骨が左右に大きく開いている

  • 腹横筋(インナーマッスル)がほとんど働いていない

  • 背中の筋肉(脊柱起立筋)が過緊張している

 

腹筋が使えない分、背中の筋肉が過剰に働いて体を支えようとするため、反り腰が強くなり、腰痛が出やすくなります。

さらに、腹圧を維持できないことで内臓が下がり、骨盤底筋への負担が増え、尿漏れにつながっていました。

一見別々に見える「ぽっこりお腹」「腰痛」「尿漏れ」ですが、実はすべて腹筋の機能低下と骨盤の不安定さという共通の原因から起きていたのです。

また、丸山さんは常に体が緊張しており、交感神経が優位な状態。これにより睡眠の浅さや便秘といった不調も併発していました。

 

 


3. 帝王切開の「傷跡ケア」と「肋骨矯正」で見えた変化

 

初回の施術では、まず「肋骨」と「背骨(脊柱)」の可動性を回復させることから始めました。

肋骨が広がったままだと呼吸が浅くなり、インナーマッスルが働きづらくなってしまうためです。

また、帝王切開の傷跡が硬くなっていると、その下にある筋膜や子宮の動きまで制限され、結果的に骨盤のバランスも乱れます。

そのため、丸山さんにはご自宅でできるセルフケアもお伝えしました。

 


〈ご自宅でのセルフケア3ステップ〉

 

  1. 傷跡の上から軽く触れるマッサージ

  2. 下腹部を温めながら深呼吸

  3. 肋骨を締めるような呼吸法を意識

 


帝王切開では、赤ちゃんが産道を通らないため、体が「出産モード」に切り替わりにくくなります。

妊娠中の「骨盤・肋骨を広げるモード」のまま体が緩みすぎていると、外側の筋肉が代償的に頑張り、痛みや違和感が出てしまいます。

この「緩みすぎ+緊張しすぎ」を整えるのが、産後骨盤矯正の重要な目的なのです。

 

 


4. 徐々に体が変わっていった12回の施術経過

 

丸山さんはセルフケアを続けながら、約3ヶ月間・全12回の施術に通われました。

その経過を簡単にまとめると以下のようになります。

 


1〜2回目:

肋骨と背骨の動きを出す矯正+呼吸の練習。

→ 「腰痛が少し減った」「呼吸が深くできる」との実感。

 

3〜5回目:腹横筋を使うトレーニングや骨盤の調整を追加。

→ 反り腰が軽減し、抱っこ時の痛みが緩和。

 

6〜8回目:

骨盤の安定性を高めるスタビライゼーショントレーニングを実施。

→ 下腹部のぽっこりが減少、尿漏れの頻度も減る。

 

9〜12回目:

EMS(電気刺激)で腹横筋を効率的に活性化。

→ 腹直筋離開がほぼ閉鎖、姿勢もまっすぐに。

 


12回終了時点では、

 

  • 腹直筋離開は指1本分→ほぼ閉鎖

  • 腰痛・尿漏れなし

  • 下腹部の膨らみほぼ解消

 

となり、「お腹がへこんできて、抱っこしても腰がつらくないんです!」と笑顔で話してくださいました。

 

 


5. 同じ悩みを持つ産後ママへ伝えたいこと

 

帝王切開をされた方の多くが、「自然分娩じゃないから骨盤矯正は関係ない」と思われています。

しかし実際には、帝王切開の方こそインナーマッスルの再教育が重要です。

腹直筋離開や肋骨の広がりを放っておくと、

 

  • ぽっこりお腹

  • 腰の痛み

  • 尿漏れ

  • 姿勢の乱れ

 

といった不調が長引いてしまうことがあります。

丸山さんのように、傷跡ケア+肋骨・骨盤のバランス調整+体幹トレーニングを丁寧に行うことで、体は自然と整っていきます。

さらに、妊娠前の体力が産後の回復スピードを左右することも忘れてはいけません。

「妊娠前に15分のジョギングができる体力」が理想的といわれるのは、回復力のベースが違うからです。

これから妊娠を考える方は、軽い運動やストレッチから始めておくと安心です。

 

 

わかば接骨院・整体院と他院との違い

 

比較項目 わかば接骨院・整体院 一般的な整体院
施術内容 骨盤+肋骨+筋膜+姿勢をトータルケア 骨盤やマッサージのみなど部分的
託児サービス 保育士在籍の無料託児あり(キッズルーム完備) 託児なし、または簡易ベビーベッドのみ
プライバシー 完全個室で安心 カーテン仕切りなど共有空間
施術者 女性スタッフ多数在籍 男性施術者中心
通院計画 週1回を目安に体の変化を追う 明確な計画がなく継続が難しい

 

まとめ

 

東海市在住の丸山さんは、帝王切開後に起こった腹直筋離開と肋骨の広がり、そして体幹の低下を、産後骨盤矯正を通して少しずつ整えていかれました。

産後の体は、出産を終えてからが本当のスタートです。

自分の体の声を聞きながら、焦らず丁寧にケアすることで、確実に変化は訪れます。

 

もしあなたが、

 

  • 帝王切開後の傷の違和感

  • 腰痛や尿漏れ

  • ぽっこりお腹

 

にお悩みでしたら、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。

産後骨盤矯正は、あなたの回復をやさしく後押ししてくれます。

 

 


大府市共和駅前 徒歩1分|わかば接骨院・整体院

 

 

※執筆者:院長 須崎 章博
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