産後コラム

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【産後のお腹が戻らない!?】腹直筋離開が原因だった!大府市で整体を受けて変わった私の体

はじめに

 

「産後半年たってもお腹が戻らない」「食後に異常なほどお腹が出る」

そんなお悩みを抱えていませんか?

 

今回は、名古屋市緑区から大府市のわかば接骨院・整体院へご来院された、30代女性・木田さん(仮名)のお話をもとに、腹直筋離開による体型の変化や便秘、疲労感との関係について詳しくお伝えします。

 

同じように「産後のポッコリお腹」で悩むママにとって、少しでも希望になる内容になれば嬉しいです。

 

目次

 

  1. 産後の「ポッコリお腹」が戻らない理由

  2. 腹直筋離開の背景にあった帝王切開と自律神経の関係

  3. 実際の整体アプローチと変化の経過

  4. 病院や他の整体との違い

  5. 産後ママが知っておきたい腹直筋離開ケアの大切さ

 

1.産後の「ポッコリお腹」が戻らない理由

 

木田さんは3回の帝王切開を経て、産後6ヶ月を迎えた頃に「下腹部の膨らみが全く戻らない」と悩まれていました。



特に食後にお腹が異常に出ることや、産後からデベソが目立ってきたことが気になり、ご友人の紹介でわかば接骨院・整体院へ来院されました。

 

お身体を確認すると、腰の反りが強く、背中や太ももに常に力が入っている状態。これは交感神経が優位になりすぎているサインでした。

 

自律神経の乱れは腸の動きや便秘にも直結します。木田さんは10年以上の便秘歴があり、その背景には「仕事のストレスによる緊張状態」がありました。



長期間、心身が緊張したままで過ごすことで腹圧のバランスが崩れ、結果的に腹直筋が引き離されてしまう——。

つまり、「産後のポッコリお腹」は単なる筋力不足ではなく、腹直筋離開と自律神経の乱れが同時に起きている状態だったのです。

 

 


2.腹直筋離開の背景にあった帝王切開と自律神経の関係

 

腹直筋離開とは、腹部中央を走る腹直筋(いわゆるシックスパックの筋肉)が左右に開いてしまう状態です。

中央の白線(結合組織)が伸び、お腹の真ん中が凹んだり盛り上がったりして見えるのが特徴です。

 

木田さんの場合、みぞおちから恥骨の上まで一直線に離開があり、上部では指2本以上入るほどでした。

これは重度の腹直筋離開に分類されます。

 

さらに、3回の帝王切開という出産経過も深く関係していました。

帝王切開では産道を通らずに出産するため、体が「まだ妊娠中」と誤認するケースがあります。



その結果、筋肉や靭帯が緩んだままになり、体を支えるために背中や脚の筋肉が過剰に働いてしまうのです。

 

加えて、ストレスによる交感神経の緊張が続くと、呼吸が浅くなり、腹圧の調整もうまくいきません。

こうした要因が重なり、腹直筋離開が悪化していたと考えられます。

 

 


3. 実際の整体アプローチと変化の経過

 

初回は、まず全身の緊張をほどき「力を抜ける体」をつくることから始めました。

呼吸のリズムに合わせて胸椎(背骨の中央部)や仙腸関節(骨盤の関節)を整え、交感神経の過緊張をやわらげていきました。

 

施術後は「体が軽くなった」との感想。筋肉の強張りが約3割ほど緩みました。

2〜3回目では骨盤底筋群と内転筋群のエクササイズを追加し、骨盤を安定させるための内側からのサポートを行いました。



自宅では左ハムストリングのストレッチを継続してもらい、左右差の改善をサポート。

5〜6回目には背骨の動きが出始め、呼吸が深くなり、肋骨の動きが滑らかになりました。



それに伴い、お腹の膨らみも少しずつ減少。腹直筋離開の幅も指2本 → 指1本弱へと変化しました。

食後にお腹が出にくくなりました!」と笑顔で話されていたのが印象的です。

 

さらに施術を続けた約2ヶ月後には、便通の改善も見られました。

「お腹が軽く、気分までスッキリする」と、日常の快適さにも変化が出ていました。

 

 


4. 病院や他の整体との違い

 

腹直筋離開は、まだ多くの医療機関や整体院では評価や施術対象として認識されていないのが現状です。

レントゲンやエコーでは異常が見つからず、原因不明のまま時間が過ぎてしまうことも少なくありません。

 

わかば接骨院・整体院では、骨盤・胸郭・自律神経の3方向から評価を行い、筋膜・関節・神経のバランスまで確認します。

 

比較項目 病院・整形外科 一般的な整体 わかば接骨院・整体院

検査内容

レントゲン・画像中心 姿勢チェック中心 筋膜・関節・神経バランスを総合評価

対応内容

湿布・投薬が中心 ほぐし・骨盤矯正 腹直筋離開+自律神経+骨盤を総合ケア
施術目的 痛みを抑える 姿勢改善 体の「使い方」を取り戻す
アプローチ 受け身中心 局所的 呼吸・筋膜・内臓リズムまで整える

 

このように、わかば接骨院・整体院では「からだ全体のつながり」を大切にし、産後特有の体の変化に合わせてケアを進めていきます。

 

 

5. 産後ママが知っておきたい腹直筋離開ケアの大切さ

 

木田さんの変化は、3ヶ月後にしっかりと現れました。

腹直筋離開の幅がほとんど感じられなくなり、「疲れにくくなって子どもと遊ぶのが楽しい」と笑顔で話されていました。

 

帝王切開後の体は、知らず知らずのうちに「まだ出産が終わっていない」と錯覚しています。

そのため、子宮まわりへのやさしいアプローチや呼吸の再教育によって、体を“産後モード”へ切り替えることがとても重要です。

 

もし腹直筋離開を放置してしまうと、姿勢の崩れや腰痛、尿漏れ、便秘などにつながることもあります。

一方で、正しいケアを行えば、お腹のラインが引き締まり、呼吸が深く、疲れにくい体へと変わっていきます。

 

まとめ

 

今回の木田さんのケースからも分かるように、

「ポッコリお腹=筋力不足」ではなく、腹直筋離開+自律神経のアンバランスが深く関係していました。

 

✅ 帝王切開を経験された方

✅ 産後半年以上経ってもお腹が戻らない方

✅ 便秘や疲労感が続く方

 

このような方は、ぜひ一度「体のつながり」を見直してみてください。

産後の体は、正しいケアでまだまだ変化していけます。

 

 


腹直筋離開や産後の不調でお悩みの方へ

大府市共和駅前のわかば接骨院・整体院では、産後ママが「無理なく・安心して」体を整えられる整体を行っています。

 

 

\初めての方もお気軽にご相談ください/

👉 大府市共和駅前 徒歩1分|わかば接骨院・整体院

 

 

 

※執筆者:院長 須崎 章博
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